この記事のポイント
- 2024 年 4 月 22 日(月)、ついに Android 版「Google Gemini」アプリが日本国内向けに解禁
- Android 版「Google Gemini」アプリのインストール要件は(一応)Android 12 以降
- Android 版「Google アシスタント」アプリはアンインストールしつつ Android 版「Google Gemini」アプリをインストールするのが一番スマート
2024 年 2 月中旬、日本国内の Android デバイスに対して日本語対応版「Gemini」が展開開始されたわけですが、海外においては Android 版「Google Gemini」アプリが提供されている一方で、日本国内においては「Google アシスタント」から「Gemini」にオプトインする仕様でこれまで展開されてきました。
そして 2024 年 4 月 22 日(月)、ついに Android 版「Google Gemini」アプリが日本国内向けに解禁されました。Android 版「Google Gemini」アプリは、Android アプリストア「Google Play ストア」で配信されています。
Android 版「Google Gemini」アプリのインストール要件は、Android 12 以降。ただし私の環境では、Androdi 14 以降を搭載する Android デバイスにしかインストールできませんでした。また、Android 14 以降だとしても今のところ「Pixel Tablet」にもインストールできません。
Android 版「Google Gemini」アプリは、単に Android で「Gemini(Gemini Advance)」を利用するためにアプリです。「Google アシスタント」から「Gemini」にオプトインしている場合にインストールしても、「Gemini」の挙動は基本的にこれまでと変わりません。
ただし、Android 版「Google Gemini」アプリでは、Android の画面に表示しているコンテンツ(コンテキスト)を読み取ってプロンプトを入力できる「この画面を追加」が新たに利用できるようになっています。
ややこしいのは、Android 版「Google アシスタント」アプリをインストールしている場合です。Android 版「Google アシスタント」アプリをインストールしている場合に「Gemini」にオプトインすると、Android 版「Google アシスタント」アプリが「Gemini」に成り代わるわけですが、その状態で今回国内解禁された Android 版「Google Gemini」アプリをインストールすると、「Gemini」アプリに成り代わっていた Android 版「Google アシスタント」アプリは元の Android 版「Google アシスタント」アプリに戻ります。
そして戻った Android 版「Google アシスタント」アプリをタップして起動しても「Google アシスタント」が起動するわけではなく、「Google アシスタント」か「Gemini」かの切り替え画面「Gemini を開きますか?または Google アシスタントに切り替えますか?」が表示されるだけ。また「Google アシスタント」から「Gemini」にオプトインしている状態で Android 版「Google Gemini」アプリをインストールした場合、ホーム画面などに配置していた「Gemini(元 Google アシスタント)」アプリショートカットが「Google アシスタント」アプリショートカットに戻るため、Android 版「Google Gemini」アプリのショートカットを再配置する必要も出てきます。
なかなかややこしいですが、おそらくはそのうち「Google アシスタント」アプリのサポートが終了し、Android 版「Google Gemini」アプリに一本化されるということなのでしょう。ということで、Android 版「Google アシスタント」アプリはアンインストールしつつ Android 版「Google Gemini」アプリをインストールするのが、一番スマートかもしれないですね。
「Google Gemini」アプリリンク
追記
2024 年 4 月 22 日(月)同日に配信されたアプリバージョン v1.0.626720042 にて、インストール要件が Android 10 以降に緩和されました。
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