この記事のポイント
- 「デジタル庁」は 2025 年 7 月 10 日(木)、身分証明カード「マイナンバーカード」の電子証明書をスマートフォンに搭載できるサービス「スマホ用電子証明書搭載サービス」の対応スマートフォン一覧を更新
- シャープ製「AQUOS R10」3 モデル、Samsung 製「Galaxy A36」2 モデル、OPPO 製「OPPO Reno14 5G」が、「スマホ用電子証明書搭載サービス」対応スマートフォンとして新たに追加
- 全 6 モデルの追加
日本政府機関「デジタル庁」は 2025 年 7 月 10 日(木)、身分証明カード「マイナンバーカード」の電子証明書をスマートフォンに搭載できるサービス「スマホ用電子証明書搭載サービス(スマホ用電子証明書)」の対応スマートフォン一覧を更新しました。
「スマホ用電子証明書搭載サービス」は、「マイナンバーカード」を利用する「マイナポータル」サービスや、対応するコンビニ(ファミリーマート / ローソン / セブン-イレブン)に設置されているマルチコピー機にて「住民票」の写しを発行できる「証明書コンビニ交付サービス」などを、スマートフォンのみで完結できるようになる便利なデジタルサービスです。このほか、「マイナンバーカード」に記載(保存)されている氏名 / 生年月日 / 住所 / 性別 / マイナンバー / 顔写真の基本 4 情報等も、今後スマートフォン(Android / iPhone)に搭載できるようになる予定。
ちなみに「証明書コンビニ交付サービス」は当初、ファミリーマート / ローソンが対応していましたが、2024 年 11 月 14 日(木)より新たに「セブン-イレブン」も対応しています。また「スマホ用電子証明書搭載サービス」は 2025 年 1 月から、国税電子申告・納税システム「e-Tax」にも対応しています。
このほか 2025 年 5 月 13 日(火)に対応 OS 要件が更新され、「Android 11」以降を搭載する一部の Android デバイスが、「スマホ用電子証明書搭載サービス」対応となっています。
そして今回、「スマホ用電子証明書搭載サービス」対応機種一覧が更新され、シャープ製「AQUOS R10」3 モデル、Samsung 製「Galaxy A36」2 モデル、OPPO 製「OPPO Reno14 5G」が、「スマホ用電子証明書搭載サービス」対応スマートフォンとして新たに追加されています。全 6 モデルの追加です。
■シャープ |
・AQUOS R10 SH-51F(ドコモ) ・AQUOS R10 A501SH(ソフトバンク) ・AQUOS R10 SH-M31 |
■Samsung |
・Galaxy A36 SC-54F(ドコモ) ・Galaxy A36 SM-A366Q |
■OPPO |
・OPPO Reno14 5G |
Souce:マイナポータル
追記
明けて 2025 年 7 月 11 日(金)、OPPO 製「OPPO Reno14 5G」が「スマホ用電子証明書搭載サービス」対応スマートフォンから一転して除外されました
「スマホ用電子証明書搭載サービス」に対応するためには Android 11 以降を搭載している必要があるほか、NFC(Type-B)及び「マイナンバー」情報を格納するためのセキュリティチップ「GP-SE(Global Platform Secure Element)」を搭載している必要があるのですが、「OPPO Reno14 5G」この要件を満たしていなかった模様です。
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