この記事のポイント
- 「デジタル庁」、2024 年 6 月 7 日(金)に公布されたマイナンバー法の改正(改正マイナンバー法)を含む「デジタル社会形成基本法等の一部改正法」に伴う主なポイントを発表
- 「マイナンバーカード」に記載(保存)されている氏名 / 生年月日 / 住所 / 性別 / マイナンバー / 顔写真の基本 4 情報等を、スマートフォン(Android / iPhone)に搭載可能に
- “決まり次第” 提供
日本政府機関「デジタル庁」は 2024 年 6 月 13 日(木)、2024 年 5 月 31 日(金)に成立し 2024 年 6 月 7 日(金)に公布されたマイナンバー法の改正(改正マイナンバー法)を含む「デジタル社会形成基本法等の一部改正法(PDF)」に伴う主なポイントを発表しました。
その「改正マイナンバー法」の主なポイントは、「マイナンバーカード」に記載(保存)されている氏名 / 生年月日 / 住所 / 性別 / マイナンバー / 顔写真の基本 4 情報等を、スマートフォン(Android / iPhone)に搭載できるようになる点です。今のところ Android 向けに提供されている「スマホ用電子証明書」は、「マイナンバーカード」の電子証明書機能を Android デバイスに搭載できるサービスとなっていますが、今後はさらに多くの「マイナンバーカード」券面記載事項を Android デバイスに搭載できるようになります。
これにより、「マイナンバーカード」を用いて行う確定申告や子育て支援、引っ越しなどの様々な行政手続きや銀行口座開設手続きなどを、「マイナンバーカード」を持ち歩くことなく Android デバイスにて行うことができるようになります。コンビニなどにおける購入時年齢確認必須商品も、Android デバイスに搭載した「マイナンバーカード」券面記載事項を見せるだけで購入できるようになるなど、様々な活用方法も想定されます。
気になる「マイナンバーカード」券面記載事項搭載の Android デバイス提供時期ですが、“決まり次第” とのこと。具体的な時期は発表されていませんが、Android では「スマホ用電子証明書」サービスがすでに提供開始されているため、対応次第提供されると予想されます。
とはいえ、まだ「スマホ用電子証明書」サービスすら開始されていない iPhone では 2025 年春に「スマホ用電子証明書」サービスと「マイナンバーカード」券面記載事項搭載を提供予定とのことなので、Android ではそれよりも早く「マイナンバーカード」券面記載事項搭載が提供されると予想されます。
Source:デジタル庁
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