この記事のポイント
- Google、Android デバイス向け新機能「New Android features(2025 年 6 月版)」として導入する、Wear OS 版「Google ウォレット」アプリの公共交通機関スムーズ乗車機能を発表
- 一年前 Android 版「Google ウォレット」アプリに新設された設定カテゴリ[セキュリティ]における[本人確認の設定][交通機関の支払い]設定と同様の機能
- 「Google ウォレット」に登録した支払い方法やパスを使用して電車やバスに乗車する際に、いちいち生体認証や PIN / パスコード認証でのロック解除が不要に
Google は 2025 年 6 月 10 日(火)、Android デバイス向け新機能「New Android features(2025 年 6 月版)」として導入する、Wear OS 版「Google ウォレット」アプリの公共交通機関スムーズ乗車機能を発表しました。
Wear OS 版「Google ウォレット」アプリの公共交通機関スムーズ乗車機能は、一年前 Android 版「Google ウォレット」アプリに新設された設定カテゴリ[セキュリティ]における[本人確認の設定][交通機関の支払い]設定と同様の機能です。Android 版「Google ウォレット」アプリの[本人確認の設定]設定には、電車やバスに乗る際にクレジットカードやデビットカードで支払いを行う際に本人確認を必要とするかの[交通機関の支払い]設定[確認が必要です]が設けられているのですが、この[確認が必要です]を OFF にすることで、「Google ウォレット」に登録した支払い方法やパスを使用して電車やバスに乗車する際に、いちいち生体認証や PIN / パスコード認証でロックを解除する必要がなくなります。
これと同様の機能 / 設定が、Wear OS 版「Google ウォレット」アプリにも導入されます。



ただ日本では、「Suica(モバイル Suica)」「PASMO(モバイル PASMO)」などの FeliCa 依存交通系 IC サービスにてすでにロック解除不要なため、Wear OS 版「Google ウォレット」アプリに導入される公共交通機関スムーズ乗車機能は、あまり実用的ではないかもしれません。
「Google ウォレット」アプリリンク

Source:Google
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