この記事のポイント
- 2025 年初旬、ようやくデスクトップ版「Chrome(v131)」にもセキュリティコード自動入力機能が提供開始
- デスクトップ版「Chrome」設定内に新設された[セキュリティ コードを保存する]設定を ON にすることで利用可能
- [セキュリティ コードを保存する]設定を ON にすることでセキュリティコードが保存され、クレジットカード情報をセキュリティコード(CVC)まで含めて自動入力してくれるように
Google は半年以上前の 2024 年 5 月に、モバイル決済管理サービス「Google ウォレット(Google Pay)」の新機能として、Android 版「Chrome」アプリもしくはデスクトップ版「Chrome」ブラウザでの「Google Pay」クレジットカード情報自動入力における 3 桁のセキュリティコード(CVC)自動入力機能提供を発表しました。
「Google Pay」新機能として発表された Android デバイスもしくは「Chrome」ブラウザにおけるセキュリティコード自動入力機能は、これまで、クレジットカード情報自動入力時でも別途手動入力が必須となっていたセキュリティコードまで、指紋認証 / 顔認証 / PIN 入力などの画面ロック解除操作前提で自動入力してくれる便利機能です。Android 版「Chrome」アプリもしくはデスクトップ版「Chrome」ブラウザに実装されているクレジットカード情報保存機能「お支払い方法」に、セキュリティコード保存機能が新たに実装されることで実現する機能となっています。
その後の 2024 年 10 月中旬ごろに、このセキュリティコード自動入力機能が Android 版「Chrome」アプリに先行導入されました。そして 2025 年初旬、ようやくデスクトップ版「Chrome(v131)」にもセキュリティコード自動入力機能が提供開始された模様です。
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セキュリティコード自動入力機能は、デスクトップ版「Chrome」設定内に新設された[セキュリティ コードを保存する]設定を ON にすることで利用できるようになります。[セキュリティ コードを保存する]設定は、デスクトップ版「Chrome」設定から「自動入力とパスワード」→「お支払い方法」と進むことでアクセス可能です。
[セキュリティ コードを保存する]設定を ON にすることでセキュリティコードが保存され、クレジットカード情報をセキュリティコード(CVC)まで含めて自動入力してくれるようになります。もちろん保存されたセキュリティコードは、編集したり削除することも可能。セキュリティリスクが懸念される場合は、[セキュリティ コードを保存する]を OFF にするだけで OK です。
セキュリティコード自動入力機能、残念ながら iOS 版「Chrome」アプリへの提供は発表されていません。
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