この記事のポイント
- 楽天グループ、「三木谷 浩史」代表取締役会長兼社長による年頭挨拶を公開
- 銀行事業「楽天銀行」において契約数 1,619 万口座、有価証券事業「楽天証券」において契約数 1,165 万口座、そしてモバイル事業において契約数 830 万回線を突破
- 2024 年第 3 四半期のグループ全体における営業利益も、5 年ぶりに黒字化を達成
楽天グループは 2025 年 1 月 6 日(月)、「三木谷 浩史(@hmikitani)」代表取締役会長兼社長による年頭挨拶を公開しました。
そしてその年頭挨拶の中で、銀行事業「楽天銀行」において契約数 1,619 万口座、有価証券事業「楽天証券」において契約数 1,165 万口座、そしてモバイル事業において契約数 830 万回線を突破したと発表しました。またこれにより、2024 年第 3 四半期のグループ全体における営業利益も、5 年ぶりに黒字化を達成した模様です。
ちなみにモバイル事業における 830 万回線突破は、MNO「楽天モバイル」だけでなくMVNO / MVNE も含めた合計です。純粋な MNO「楽天モバイル」のみの具体的な回線数は不明ですが、2024 年 10 月中旬の合計 800 万回線突破時点で 729 万回線と発表されていたため、おそらく現時点の純粋な MNO「楽天モバイル」のみ契約数は、760 〜 770 万回線と予想されます。
この勢いのまま契約数が増えていけば、2024 年 3 月辺りには MNO「楽天モバイル」のみで 800 万回線を突破するでしょう。そして、2025 年内に 1,000 万回線突破も。
2025年1月6日
楽天グループ株式会社本日、実施いたしました、当社代表取締役会長兼社長の三木谷 浩史による、グループ社員向けの年頭挨拶(英語)より一部抜粋・再構成した要旨を送付させていただきますので、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。
-記-
昨年、楽天グループは様々な分野でいくつもの成果を達成することができました。インターネットサービス事業では年間国内EC流通総額が6兆円規模で堅調に推移し、フィンテックサービス事業では、楽天カードのショッピング取扱高が第3四半期において四半期初の6兆円を達成したほか、2024年9月に楽天銀行単体口座数が1,619万を突破、楽天証券総合口座数が1,165万口座を突破しました。ヴィッセル神戸がJ1リーグ2連覇を達成するという嬉しい成果もありました。
楽天モバイルにおいては、昨年はプラチナバンド(700MHz帯)での商用サービスを開始するとともに、全契約回線数が830万回線を突破しました。また、法人向けにも、様々なニーズにお応えするソリューションを拡充してきています。日本の物価全体が高まる中、通信費の低減に大きく貢献してきており、今後も、品質高く、無制限で、お手頃な値段でご利用いただけるように全力で取り組んでまいります。
とりわけモバイルでの挑戦により、楽天グループにおけるEコマース・フィンテックを含めた楽天エコシステムは加速度的に拡大しています。年間グローバル流通総額は44兆円規模、グローバルメンバーシップも約19億人となったほか、第3四半期において5年ぶりとなる営業利益四半期黒字化を達成しました。
世界は、インターネット、スマートフォン、クラウド、AIの4つの革命によって、実物経済や金融経済が仮想ネットワーク・大規模データセンターから成る「仮想経済」の上に成立する経済構造へと変化してきています。さらなる成長に向けて、私たちはこうした社会変革に一層適応していく必要があります。
楽天グループでは、世界中のあらゆる人々がAIを活用できるようにする「AIの民主化」を目指しています。その中で、マーケティング・オペレーション等の効率化や顧客体験向上を促進する楽天独自の技術基盤・AIソリューション「Rakuten AI」も始動させています。今後、最先端のAIソリューションを駆使することで、自社の業務効率や顧客体験の向上だけでなく、パートナー様の企業活動にも貢献していきたいと考えております。
楽天グループはこれからも、あらゆる領域で挑戦し続けることで、日本、そして世界の人々と社会をエンパワーメントすることに取り組んでまいります。
以 上
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Source:楽天グループ
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