この記事のポイント
- 2024 年 12 月 9 日(月)、iOS 版「Gmail」アプリにおいて予告通り「Gemini in Gmail」が提供開始
- 長文メールの要約、受信トレイに関する質問、特定メールに関する詳細検索、未読メッセージ表示、特定送信者からのメッセージ表示、受信メール内のトピックに関する要約など、主にメールに関する質問(Q&A)機能を利用することができるほか、「Google ドライブ」内のファイルから情報を検索することも可能
- ただし、ビジネス向け生成 AI ツール「Gemini for Google Workspace」の「Gemini Business」「Gemini Enterprise」「Gemini Education」「Gemini Education Premium」アドオン利用アカウントと、「Google One」の「AI プレミアム(2TB)」メンバーシップ向けのプレミアム機能
先日当サイトにて、Android 版「Gmail」アプリにおける生成 AI「Gemini」統合機能「Gemini in Gmail」が、日本語環境にて突如提供が開始されたことを報告させていただきました。
そして 2024 年 12 月 9 日(月)、iOS 版「Gmail」アプリにおいても予告通り「Gemini in Gmail」が提供開始されました。
「Gemini in Gmail」は、長文メールの要約、受信トレイに関する質問、特定メールに関する詳細検索、未読メッセージ表示、特定送信者からのメッセージ表示、受信メール内のトピックに関する要約など、主にメールに関する質問(Q&A)機能を利用することができるほか、「Google ドライブ」内のファイルから情報を検索することもできる生成 AI 機能です。2024 年 6 月下旬にデスクトップ版「Gmail」にて、「Google Workspace」サービスにおける「Gemini」サイドパネルとして英語環境で提供が開始され、その後の 2024 年 11 月にはドイツ語 / イタリア語 / 韓国語 / ポルトガル語 / スペイン語 / フランス語、そして日本語の合計 7 言語にも提供拡大されました。
「Gemini in Gmail」は、2024 年 12 月 3 日(火)前後に Android 版「Gmail」アプリにも提供開始。そして今回、iOS 版「Gmail」アプリにも提供が開始され、プラットフォーム一貫して「Gemini in Gmail」を利用できるようになりました。
ただし「Gemini in Gmail」は、ビジネス向け生成 AI ツール「Gemini for Google Workspace」の「Gemini Business」「Gemini Enterprise」「Gemini Education」「Gemini Education Premium」アドオン利用アカウントと、「Google One」の「AI プレミアム(2TB)」メンバーシップ向けのプレミアム機能です。一般の Google ユーザー向けには提供されません。このほか、「Google カレンダー」機能については、今のところ英語環境のみの提供となっています。
Gemini in Gmail を活用する
Gemini in Gmail を使用すると、次のことができます。
- メールスレッドを要約する。
- メールスレッドへの返信を提案する。
- メールの下書きを作成する。
- 過去のメールから情報を検索する。
- Google ドライブ内のファイルから情報を検索する。
- Google カレンダーの予定に関する情報を取得する(英語のみ)。
- Google カレンダーで予定を作成する(英語のみ)。
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