この記事のポイント
- Android 版「Gmail」アプリにおける「Gemini」統合機能「Gemini in Gmail」が、日本語環境にて突如提供が開始
- 長文メールの要約、受信トレイに関する質問、特定メールに関する詳細検索、未読メッセージ表示、特定送信者からのメッセージ表示、受信メール内のトピックに関する要約など、主にメールに関する質問(Q&A)機能を利用することができる生成 AI 機能
- 当初、2024 年 8 月 29 日(木)より英語環境にて提供が開始
Google は 3 か月前の 2024 年 8 月 29 日(木)に、グループウェア「Google Workspace」メールサービス「Gmail」の Android 版アプリにおける生成 AI サービス「Gemini」統合を発表し、「Gemini in Gmail」として英語環境にて提供を開始しました。
「Gemini in Gmail」は、長文メールの要約、受信トレイに関する質問、特定メールに関する詳細検索、未読メッセージ表示、特定送信者からのメッセージ表示、受信メール内のトピックに関する要約など、主にメールに関する質問(Q&A)機能を利用することができる生成 AI 機能です。2024 年 6 月下旬にデスクトップ版「Gmail」にて、「Google Workspace」サービスにおける「Gemini」サイドパネルとして英語環境で提供が開始され、その後の 2024 年 11 月にはドイツ語 / イタリア語 / 韓国語 / ポルトガル語 / スペイン語 / フランス語、そして日本語の合計 7 言語にも提供拡大されています。
Android 版「Gmail」アプリにおける「Gemini in Gmail」は当初、2024 年 8 月 29 日(木)より英語環境にて提供が開始されたわけですが、2024 年 12 月 3 日(火)前後に日本語環境にて突如提供が開始されました。おそらく、「Gemini」サイドパネルがサポートしているドイツ語 / イタリア語 / 韓国語 / ポルトガル語 / スペイン語 / フランス語でも同様に提供が開始されていると予想されます。
ただし Android 版「Gmail」アプリの「Gemini in Gmail」は、ビジネス向け生成 AI ツール「Gemini for Google Workspace」の「Gemini Business」「Gemini Enterprise」「Gemini Education」「Gemini Education Premium」アドオン利用アカウントと、「Google One」の「AI プレミアム(2TB)」メンバーシップ向けのプレミアム機能です。一般の Google ユーザー向けには提供されません。
このほか「Gemini in Gmail」は、iOS 版「Gmail」アプリにも提供予定となっています。
コメントを残す