この記事のポイント
- Google、Android 版「Gmail」アプリの生成 AI サービス「Gemini」統合を発表
- 受信トレイに関する質問や、特定のメールに関する詳細の検索、未読メッセージ表示、特定送信者からのメッセージ表示、受信メール内のトピックに関する要約など、主にメールに関する質問(Q&A)機能を利用可能
- ビジネス向け生成 AI ツール「Gemini for Google Workspace」の「Gemini Business」「Gemini Enterprise」「Gemini Education」「Gemini Education Premium」アドオン利用アカウントと、「Google One AI プレミアム」メンバーシップ向けの提供
Google は 2024 年 8 月 29 日(木)、グループウェア「Google Workspace」メールサービス「Gmail」の Android 版アプリにおける、生成 AI サービス「Gemini」統合を発表しました。
「Gmail」の「Gemini」統合は、2024 年 6 月下旬にデスクトップ版「Gmail」にてすでに行われています。それと同様に、今回 Android 版「Gmail」アプリにも展開が拡大されたわけです。
Android 版「Gmail」アプリの「Gemini」統合では、受信トレイに関する質問や、特定のメールに関する詳細の検索、未読メッセージ表示、特定送信者からのメッセージ表示、受信メール内のトピックに関する要約など、主にメールに関する質問(Q&A)機能を利用することができます。このほか、iOS 版「Gmail」アプリにも、近日中に「Gemini」が統合される予定です。
Android 版「Gmail」アプリの「Gemini」統合はデスクトップ版と同じく、ビジネス向け生成 AI ツール「Gemini for Google Workspace」の「Gemini Business」「Gemini Enterprise」「Gemini Education」「Gemini Education Premium」アドオン利用アカウントと、「Google One」の「AI プレミアム(2TB)」メンバーシップ向けの提供です。一般の Google ユーザー向けには提供されません。
また、現時点では英語環境のみの提供です。日本でも利用はできるものの、言語設定を英語に変更するなどの対応が必要となります。
「Gmail」アプリリンク
Source:Google
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