この記事のポイント
- Google、メールサービス「Gmeil」における生成 AI サービス「Gemini」の統合を発表
- デスクトップ版「Gmeil」ではサイドパネルに「Gemini」タブが追加され、最先端大規模言語モデル「Gemini 1.5 Pro」をベースとした「Gemini」機能を、画面を切り替えることなく実行可能
- Android 版「Gmail」アプリでも、デスクトップ版「Gmeil」と同様のメールスレッド要約などの「Gemini」機能を利用可能
Google は 2024 年 6 月 24 日(日)、グループウェア「Google Workspace」のメールサービス「Gmeil」における生成 AI サービス「Gemini」の統合を発表しました。
「Gmeil」の「Gemini」統合では、2024 年 4 月 9 日(火)にオンライン開催されたビジネスクラウドテクノロジーカンファレンス「Google Cloud Next ’24」にて予告されていた機能です。デスクトップ版「Gmeil」ではサイドパネルに「Gemini」タブが追加され、メールスレッド要約 / メールスレッド返信提案 / メール下書きサポート / 受信トレイ内のメールに関する質問 / 受信トレイ内のメールからの特定情報検索など、最先端大規模言語モデル「Gemini 1.5 Pro」をベースとした「Gemini」機能を、画面を切り替えることなく実行できるようになります。
また Android 版「Gmail」アプリでも、デスクトップ版「Gmeil」と同様のメールスレッド要約などの「Gemini」機能を利用可能。また近日中に、「Gemini」を活用した「スマート リプライ」や Q&A 機能なども提供予定です。
これら「Gmail」の「Gemini」統合は、ビジネス向け生成 AI ツール「Gemini for Google Workspace」の「Gemini Business」「Gemini Enterprise」「Gemini Education」「Gemini Education Premium」アドオン、そして「Google One AI プレミアム」メンバーシップ向けに提供されます。一般の Google ユーザー向けには提供されません。
また、現時点では英語環境のみの提供です。日本でも利用はできますが、言語設定を英語に変更する必要があります。
Gemini in Gmail Gemini in Google ドキュメントなどは、英語でのみご利用いただけます。
「Gmail」アプリリンク
Source:Google
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