この記事のポイント
- Google、2024 年 8 月 6 日(火)に発表していた、スマートホームブランド Nest のネットワークカメラ「Nest Cam」やスマートドアベル「Nest Doorbell」シリーズに対する生成 AI サービス「Gemini」統合を、ついに開始
- 機械学習による検知機能がアップデートされ、動きを検知した人物や動物、車などがどのように動いているかまで知らせてくれるように
- 「Google Nest Aware Plus」に加入している一部の米国メンバーシップがパブリック(早期)プレビュー版「Google Home」にオプトインしている場合にテスト展開
Google は 2024 年 11 月 12 日(火)、2024 年 8 月 6 日(火)に発表していた、スマートホームブランド Nest のネットワークカメラ「Nest Cam」やスマートドアベル「Nest Doorbell」シリーズに対する生成 AI サービス「Gemini」統合を、ついに開始しました。
「Nest Cam」「Nest Doorbell」シリーズの「Gemini」では、機械学習による検知機能がアップデートされ、動きを検知した人物や動物、車などがどのように動いているかまで知らせてくれるようになります。たとえば犬を検知した場合は[動物が検出]と、これまでは人物や動物、車やそのほかの動きを検知してアクティビティとして通知してくれていたのですが、「Gemini」統合では[犬が庭を掘っている]などと、機械学習による具体的な動作を通知してくれるようになります。
もちろん、「Google Home」アプリの[アクティビティ]タブ内でも、具体的な動作説明と共にカメラクリップが記録されていきます。
また、[アクティビティ]タブ内の検索機能も「Gemini」によってアップデートされ、[配達車両が通過した?]や[子供たちは自転車に乗っていた?]などといった、会話文での検索にも対応。
「Nest Cam」「Nest Doorbell」シリーズの「Gemini」統合は、Nest 製品向けサブスクリプション型見守りサービスの上位プラン「Google Nest Aware Plus」に加入している一部の米国メンバーシップがパブリック(早期)プレビュー版「Google Home」にオプトインしている場合にテスト展開されます。つまり現時点ではかなり限定的な展開ですが、今後さらに展開が拡大される予定です。
Source:Google
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