この記事のポイント
- Google、Android 版「Chrome」アプリにおける、サードパティ製自動入力サービス(アプリ)のネイティブサポートを発表
- Android 版「Chrome(Chrome Beta)」アプリ v131 以降、Android デバイスにて[優先するサービス(変更)]で選択した自動入力を優先するアプリを使用可能に
- ただし当初は、Android 版「Chrome(Chrome Beta)」アプリ側で多少面倒な準備が必要
Google は 2024 年 10 月 17 日(木)、ブラウザサービス「Chrome」の Android 版アプリにおける、サードパティ製自動入力サービス(アプリ)のネイティブサポートを発表しました。
Android デバイスと Android 版「Chrome」アプリはデフォルトの自動入力サービスとして「Google パスワード マネージャー」が設定されていますが、Android 版「Chrome(Chrome Beta)」アプリ v131 以降、Android デバイスの「パスワード、パスキー、アカウント」設定 →[優先するサービス(変更)]で選択した自動入力を優先するアプリを Android 版「Chrome(Chrome Beta)」アプリの自動入力サービスとして使用できるようになります。ただし当初は、Android 版「Chrome(Chrome Beta)」アプリ側で多少面倒な準備が必要。
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Android デバイスの「パスワード、パスキー、アカウント」設定で自動入力を優先するアプリを「Google パスワード マネージャー」以外のサードパティ製アプリに変更しつつ、Android 版「Chrome」アプリにて「互換モード」設定用実験機能オプション[chrome://flags#enable-autofill-virtual-view-structure]にアクセスしつつ[Enabled]を選択して Android 版「Chrome」アプリを再起動し、「互換モード」を有効化します。さらに Android 版「Chrome」アプリの設定内の「自動入力サービス」から[別のサービスを使用して自動入力]を選択して、再度 Android 版「Chrome」アプリを再起動します。これで完了です。
ちなみに Android 版「Chrome」アプリの「互換モード」はあくまでも現段階では実験機能オプションとなるため、ページスクロールが不安定になったり自動入力時に「Google パスワード マネージャー」とサードパティー製自動入力サービスとで入力候補が重複表示されるなどの不具合も発生する模様です。また Android 版「Chrome」アプリのサードパティ製自動入力サービスネイティブサポートは v131 から提供されますが、2025 年初頭には「互換モード」自体がなくなり、「自動入力サービス」設定が正式提供される予定となっています。
アプリリンク
「Chrome」
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「Chrome Beta」
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Source:Google
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