この記事のポイント
- Google、Android 向けモバイル決済管理サービス「Google ウォレット」におけるパスポートを活用したデジタル ID 作成機能をベータ版として、米国で提供すると発表
- 「Google ウォレット」アプリから指示に従ってパスポート情報を読み取りつつ顔写真を撮影すると数分でデジタル ID が作成される機能
- 米国運輸保安局(TSA)が運営する保安検査簡略化事前検査プログラム「TSA Pre Check(TSA 事前審査プログラム)」に活用可能
Google は 2024 年 9 月 12 日(木)、Android 向けモバイル決済管理サービス「Google ウォレット」におけるパスポートを活用したデジタル ID 作成機能をベータ版として、米国で提供すると発表しました。
「Google ウォレット」に提供されるパスポート活用したデジタル ID 作成機能は、「Google ウォレット」アプリから指示に従ってパスポート情報を読み取りつつ顔写真を撮影すると数分でデジタル ID が作成される機能です。作成されたデジタル ID は、米国運輸保安局(TSA)が運営する保安検査簡略化事前検査プログラム「TSA Pre Check(TSA 事前審査プログラム)」に活用することができます。
また「TSA Pre Check」だけでなく、アカウント復旧 / 本人確認 / レンタカー予約などでも活用できるように、今後展開拡大される予定です。
「Google ウォレット」におけるパスポート活用したデジタル ID 作成機能で作成されたデジタル ID は、あくまでも補助的な役割です。機能も初期段階ということで、パスポートや物理 ID カードの代わりになる機能ではない向けは留意すべき事項となっています。
「Google ウォレット」アプリリンク
Source:Google
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