この記事のポイント
- Android / Wear OS 向け新機能「New Android Features(2024 年 5 月版)」の一つとして提供を予告していた Android 新機能「クロスデバイス サービス」が、2024 年 7 月 19 日(金)前後についに提供開始
- 同じ Google アカウントにログインしている Android / Chromebook デバイス間で、対応する設定や機能、サービスなどを共有できる、Android 11 以降を搭載する Android デバイスを対象とした新機能
- まずは、ビデオ通話中に Android / Chromebook デバイス間でシームレスな切り替えができるようになる「通話のキャスト」と、デバイス間でネットワークを共有できるようになるインスタントホットスポット機能「インターネット共有」が提供
Google が、Android / Wear OS 向け新機能「New Android Features(2024 年 5 月版)」の一つとして提供を予告していた Android 新機能「クロスデバイス サービス」が、2024 年 7 月 19 日(金)前後についに提供開始されました。
Android 新機能「クロスデバイス サービス」は、同じ Google アカウントにログインしている Android / Chromebook デバイス間で、対応する設定や機能、サービスなどを共有できる、Android 11 以降を搭載する Android デバイスを対象とした新機能です。まずは、「Google Meet」アプリでのビデオ通話中に Android / Chromebook デバイス間でシームレスな切り替えができるようになる「通話のキャスト」と、デバイス間でネットワークを共有できるようになるインスタントホットスポット機能「インターネット共有」が提供されています。
特に「インターネット共有」は、接続元の Android / Chromebook デバイスから接続先の Android デバイスに対して、遠隔で「Wi-Fi アクセス ポイント」を ON にできる便利機能です。
Android 新機能「クロスデバイス サービス」は、Android デバイスごとに設定を ON にする必要があります。「クロスデバイス サービス」設定を ON にすることで、共有が「通話のキャスト」や「インターネット共有」を利用できるようになるわけです。
実際の「クロスデバイス サービス」設定は、Android 設定から[Google]→[デバイス、共有]とタップ進み、さらに[デバイス、共有]設定ページ一番上に表示される「クロスデバイス サービス」をタップして、画面指示に従って「クロスデバイス サービス」設定を ON にします。もし「クロスデバイス サービス」設定が表示されない場合は、「Google Play 開発者サービス」アプリの更新を確認して、最新版アプリにアップデートしてください。
というかそもそも「クロスデバイス サービス」は、複数の Android デバイスを保有しつつ、同じ Google アカウントでログインしていなければ意味はありません。ご注意ください。
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「クロスデバイス サービス」の機能の一つ「インターネット共有」は、Android 14 以降と Android 13 以下では若干仕様が異なる模様。Android 14 以降を搭載する Android デバイスでは Wi-Fi 設定から接続先に Android を選択することで接続先に Android の「Wi-Fi アクセス ポイント」を ON にできますが、Android 13 以下を搭載する Android デバイスでは「インターネット共有」通知からのみ接続先に Android の「Wi-Fi アクセス ポイント」を ON にできます。
「Google Play 開発者サービス」アプリリンク
Source:Google
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