この記事のポイント
- Google、「パスキー」の認証情報を「Titan セキュリティ キー」などのセキュリティーキーに保存することで、より強力にアカウントを保護する新しいセキュリティ機能の提供を発表
- デバイスにセキュリティーキーが接続されている状態でないと「パスキー」認証利用不可に
- 間もなく「パスキー」サポートが追加される「高度な保護機能プログラム」にて導入することで強力にアカウントを保護
Google は 2024 年 5 月 3 日(木)、パスワードレス新ログイン方式「パスキー」の認証情報を「Titan セキュリティ キー」などのセキュリティーキーに保存することで、より強力にアカウントを保護する新しいセキュリティ機能の提供を発表しました。
この新しいセキュリティ機能では「パスキー」認証情報が「Titan セキュリティ キー」などのセキュリティーキーに保存されるため、認証を行うデバイスにセキュリティーキーが接続されている状態でないと「パスキー」認証が利用できなくなります。手間は増えますがその分セキュリティ性能は大幅に向上するという、トレードオフなセキュリティ機能です。
このほか Google は、政治家 / 選挙立候補者 / ジャーナリスト / 人権活動家など、機密性の高い情報を保持するがためにオンライン攻撃の標的となるリスクが高いユーザーのユーザーアカウントやデータを、より強固に保護してくれる「高度な保護機能プログラム」における「パスキー」サポートも発表しています。つまり、「高度な保護機能プログラム」にてセキュリティーキーを用いた「パスキー」によるセキュリティ機能を導入することで、アカウントは強力に保護されるようになります。
Source:Google
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