この記事のポイント
- Google、サードパティーパスワードマネージャーサービス「1Password」「Dashlane」などのパスワードレス新ログイン方式「パスキー(API)」導入を発表
- サードパティーパスワードマネージャーサービスに登録している各 ID / パスワードが「パスキー」によって強力に保護
- 「パスキー」とセキュリティーキーを組み合わせることでセキュリティ性能が向上する新しいセキュリティ機能を組み合わせることも可能
Google は 2024 年 5 月 2 日(木)、Android やそのほかの OS におけるサードパティーパスワードマネージャーサービス「1Password」「Dashlane」などの、パスワードレス新ログイン方式「パスキー(API)」の導入を発表しました。
「1Password」「Dashlane」などのサードパティーパスワードマネージャーサービスが「パスキー」を導入することで、生体認証などを使用する「パスキー」のパスワードレスログインが可能になると共に、サードパティーパスワードマネージャーサービスに登録している各 ID / パスワードも強力に保護されるようになります。また Google は、「パスキー」の認証情報を「Titan セキュリティ キー」などのセキュリティーキーに保存することで、より強力にアカウントを保護する新しいセキュリティ機能も提供開始しているため、サードパティーパスワードマネージャーサービスにこの新しいセキュリティ機能を組み合わせることでさらにセキュリティ性能が向上します。
ちなみにこの新しいセキュリティ機能では、「パスキー」認証情報が「Titan セキュリティ キー」などのセキュリティーキー内に保存されるため、認証を行うデバイスにセキュリティーキーが接続されている状態でないと「パスキー」認証が利用できなくなります。手間は増えますがその分セキュリティ性能は大幅に向上するという、トレードオフなセキュリティ機能です。
Source:Google
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