この記事のポイント
- 「Gemini Advanced(Gemini Ultra 1.0)」ページに記載されていた注意事項が 2024 年 3 月中旬頃に消える
- “Ultra 1.0 搭載の Gemini Advanced は英語の回答に対してのみ最適化されていますが、対応している限り他の言語でも回答できます。”
- 「Gemini Advanced」が日本語環境でも本格提供開始?
最先端大規模言語モデル「Gemini(Gemini Pro)」を搭載する Google 生成 AI サービス「Bard」は、2024 年 2 月 8 日(木)に「Gemini」へとリニューアルされ、さらに有料オンラインストレージサービス「Google One」の月額税込み 2,900 円新プラン[AI プレミアム(2TB)]専用サービスとして最高性能 AI モデル「Gemini Ultra 1.0(Gemini Ultra)」搭載する新サービス「Gemini Advanced」も開始。
ただし「Gemini Advanced」は当初、150 以上の国と地域で提供されたものの英語環境でのみのサービス提供となっていて、[AI プレミアム(2TB)]に加入していても基本的には日本語での利用はできませんでした。その旨を説明する注意事項も、当時「Gemini Advanced」ページに記載。
しかし 2024 年 3 月中旬、この注意事項が削除されました。
Ultra 1.0 搭載の Gemini Advanced は英語の回答に対してのみ最適化されていますが、対応している限り他の言語でも回答できます。
Gemini – チャットしてアイデアを広げよう
ややこしい話ですが、ノーマル版「Gemini」に搭載される AI モデルは「Gemini Pro」で、「Gemini Advanced」に搭載される AI モデルは「Gemini Ultra 1.0(Gemini Ultra)」という違いがあります。当然、“Pro” よりも “Ultra” の方が上位となるわけですが、「Gemini Advanced」はこれまで日本語で提供されていなかったため、[AI プレミアム(2TB)]に加入していたとしても日本語で利用する場合は結局「Gemini Pro」での利用となっていたわけです。
しかし、注意事項削除。つまりこれは、「Gemini Ultra 1.0」バージョンの「Gemini Advanced」を日本語でも利用できるようになったということなのでしょうか。Google からの公式発表が今のところ何もないため詳細は不明ですし、単に注意事項が非表示化されただけの可能性もあります。
Source:Google
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