この記事のポイント
- Google、「NotebookLM」の新機能として、「メモを追加」「マインドマップ」「音声概要」といったコンテンツ生成ツール「Studio」の複数出力対応を発表
- 「Studio」が同じ種類のコンテンツの複数生成に対応し、情報量の多い「ノートブック」において情報や役割などに絞ったそれぞれの「音声概要」「動画概要」を複数生成したりなどが可能に
- さらに「Studio」がマルチタスクにも対応し、「音声概要」と「マインドマップ」の生成や、生成されたコンテンツの確認などの「Studio」上の複数作業を同時に実行しやすく
Google は 2025 年 7 月 29 日(火)、「Gemini」搭載リサーチ / ライティングアシスタントツール「NotebookLM」の新機能として、「メモを追加」「マインドマップ」「音声概要」といったコンテンツ生成ツール「Studio」の複数出力対応を発表しました。
「NotebookLM」の「Studio」は、様々なソースをアップロードした「ノートブック」に対して、「音声概要」などの作成を指示できるコンテンツ生成ツールです。この「Studio」はこれまで、1 つの「ノートブック」に 1 つの「音声概要」しか生成できないなど、若干物足りない仕様でした。
しかし新たに「Studio」が同じ種類のコンテンツの複数生成に対応し、より便利に利用できるようになります。これにより、例えば情報量の多い「ノートブック」において、情報や役割などに絞ったそれぞれの「音声概要」「動画概要」を複数生成したり、「NotebookLM」を勉強に役立てている場合は問題ごとに「マインドマップ」を複数生成したりなどが実現します。かなり待望の新機能です。
「Studio」が複数出力に対応すると、「Studio」パネル上部に「音声概要」「動画概要」「マインドマップ」「メモを追加」の 4 つの独立したタイルが配置され、そこからそれぞれのコンテンツを生成できるようになります。さらに「Studio」がマルチタスクにも対応し、「音声概要」と「マインドマップ」の生成や、生成されたコンテンツの確認などの「Studio」上の複数作業を同時に実行しやすくもなります。
つまり、より使いやすく UI も刷新されるわけです。最高。「NotebookLM」の「Studio」複数出力対応 & マルチタスク対応アップデートは、今後数週間で全ユーザーを対象に展開される予定です。
Source:Google
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