この記事のポイント
- Wear OS スマートウォッチに対し、2025 年 6 月中旬に「パスワード(パスワードとパスキー)」設定が展開
- Wear OS スマートウォッチにて「パスワードとパスキー」および「Google パスワード マネージャー」を管理できる設定
- Wear OS スマートウォッチにて「パスキー」などを利用したサインイン / ログインが可能に
Wear OS スマートウォッチに対し、2025 年 6 月中旬に「パスワード(パスワードとパスキー)」設定が展開開始された模様です。
Wear OS スマートウォッチに展開開始された「パスワード」設定は、「パスワードとパスキー」および「Google パスワード マネージャー」を管理できる設定です。もともとは 2025 年 5 月開催 Google 開発者向けイベント「Google I/O 2025」で発表されていた新機能で、Wear OS スマートウォッチに「パスワード」設定が展開されることにより、ユーザーは Wear OSスマートウォッチにて「パスキー」や Google アカウントでのサインイン、もしくはパスワード入力によるログインなどを行うことができるようになります。
これまで Wear OS スマートウォッチにインストールしたアプリにてアカウントサインイン / ログインを行う場合、母艦側デバイスにてパスワードを入力する必要があったのですが、Wear OS スマートウォッチに「パスワード」設定が展開されることによりその母艦側デバイスでのパスワードではなく、Wear OS スマートウォッチにて「パスキー」などを利用したサインイン / ログインができるようになったわけです。これは、Google がこれまで Android 向けに提供してきたユーザー認証情報管理システム(API)「Credential Manager」が Wear OS に統合されたことで実現した新機能です。
Wear OS スマートウォッチに「パスワード」設定が展開開始されたわけですが、ユーザーは新たに設定を行ったり設定を変更する必要は特にありません。何もせずに、今後は「パスキー」などを利用したサインイン / ログインができるようになります。
一応「パスワード」設定では、「Google パスワード マネージャー」以外のパスワード管理サービスも選択できるようにはなっています。とはいえ、代替えアプリは今のところありません。
Source:Google
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