新機能8つ！「Google Home Update Spring 2025」発表

Google は 2025 年 6 月 10 日（火）、スマートホーム管理サービス「Google Home」における 2025 年春版アップデート「Google Home Update Spring 2025」を発表しました。

「Google Home Update Spring 2025」のラインアップは、「お気に入り」タイル種類拡充、「自動化（ルーティン）」エディタ刷新、ネットワークカメラ操作高速化、連携デバイス拡充、デバイスに合わせた「お気に入り」カスタマイズ設定機能（New Android features）、「Google TV Streamer」の「Nest Cam」シリーズ映像「ピクチャー イン ピクチャー（PIP）」表示対応、WEB 版「Google Home」スマートホーム製品操作拡充、新しい「ホームサマリーウィジェット」導入の、合計 8 項目です。それぞれ、「パブリック プレビュー」なども含めて順次展開されます。

「お気に入り」タイル種類拡充

「Google Home」の「お気に入り」に登録できるタイルの種類が拡充され、室内温度ダッシュボード、Wi-Fi 操作、家全体の証明 ON / OFF などの新しいタイルを登録できるようになります。

「自動化（ルーティン）」エディタ刷新

「自動化」エディタの刷新では、設定方法が刷新 / 改善され、スマートホームをより柔軟かつ簡単に管理できるようになります。

また、デバイス状態や在宅状況などの新しい条件を指定して、「自動化」の実行タイミングを管理することもできるようなりました。

ネットワークカメラ操作高速化

「Google Home」におけるネットワークカメラ操作の高速化では、動画履歴のスクロール操作大幅スムーズ化など、内部システムが改善されます。

また、画面左 / 右側ダブルタップによる動画再生の 10 秒戻る / 10 秒進むジェスチャー操作も追加されます。

連携デバイス拡充

「Google Home」の連携デバイス拡充ではまず、煙 / 一酸化炭素警報器「Nest Protect smoke and CO alarm」の新機能として、安全警報や通知の受信、基本的な安全点検実行、警報音停止といったすべての操作が、「Google Home」アプリから利用できるようになります。

また、スマートホーム統一規格「Matter」に対応するサードパーティ製スマートロックのサポートも拡大され、家族アクセス管理、パスコード編集、ゲストプロフィール作成、ロック通知受信といった、サードパーティ製スマートロック専用アプリで行う操作を、「Google Home」アプリから利用できるようになります。

デバイスに合わせた「お気に入り」カスタマイズ設定機能（New Android features）

「Google Home」アプリのデバイスに合わせた「お気に入り」カスタマイズ設定機能は、Android デバイス、Wear OS スマートウォッチ、Google TV デバイスなど、スマートホームデバイスの操作パネルをデバイスごとの「お気に入り」として設定できる機能です。

たとえば、Android デバイスではスマートスピーカー、Wear OS スマートウォッチではスマートロック、Google TV デバイスではセキュリティカメラというように、デバイスごとに「お気に入り」を設定できるようになります。

「Google TV Streamer」の「Nest Cam」シリーズ映像「ピクチャー イン ピクチャー（PIP）」表示対応

「Google TV Streamer」にて、「Nest Cam」映像の「ピクチャー イン ピクチャー」表示が可能になり、動画コンテンツなどを見ながらの「Nest Cam」映像確認ができるようになりました。

ただしこの「Google TV Streamer」の「Nest Cam」映像「ピクチャー イン ピクチャー」表示は、「Google TV Streamer」からオプトインできる「パブリック プレビュー」としての先行提供です。

WEB 版「Google Home」スマートホーム製品操作拡充

WEB 版「Google Home」にて新たに、照明調整 / 室温設定 / スマートロック解錠などの操作を行えるようになります。

待望の新機能です。まずは「パブリック プレビュー」として、近日中に先行提供されます。

新しい「ホームサマリーウィジェット」導入

「Google Home」に導入される新しい「ホームサマリーウィジェット」は、その名の通り、家の様子を一目で把握できる新しいウィジェットです。

ユーザーがチェックインするたびに、ホームデバイス / イベント / 分析情報をタイムリー且つ関連性の高い情報としてに能動的に表示し、関連するスマートホームコントロールに素早くアクセスできるようになります。開発中機能やサービスの試用プログラム「Google Home Labs」として、まずは招待制での導入となります。

Source：Google