この記事のポイント
- 「YouTube」、「自動吹き替え(オートダビング)」機能をすべての「YouTube パートナー プログラム」参加クリエイター向けに展開
- 公開した動画の音声を多言語に自動で変更する「自動吹き替え(オートダビング)」機能を利用可能に
- 現在、英語 / フランス語 / ドイツ語 / ヒンディー語 / インドネシア語 / イタリア語 / ポルトガル語 / スペイン語、そして日本語の、合計 9 言語がサポート
Google 動画サービス「YouTube」には数年前より、一部のクリエイター向けに公開動画の音声を別の言語に変更してくれる「自動吹き替え(オートダビング)」機能が提供されています。
しかしこの「YouTube」の「自動吹き替え」機能が、2025 年 4 月よりすべての「YouTube パートナー プログラム(YPP)」参加クリエイター向けに展開が拡大されていた模様です。すべての「YouTube」クリエイターではなくすべての「YouTube パートナー プログラム」参加クリエイター向けとなるので、チャンネル登録者数 500 名以上 / 過去 90 日間に 3 本以上の動画公開 / 過去 365 日間の動画総再生時間 3,000 時間以上 or 過去 90 日間の「YouTube ショート」視聴回数 300 万回以上の 3 つの参加要件を満たしつつ「YouTube パートナー プログラム」に参加する必要があります。
この「YouTube パートナー プログラム」参加クリエイターは、公開した動画の音声を多言語に自動で変更する「自動吹き替え(オートダビング)」機能が利用できるようになります。そしてこの「自動吹き替え(オートダビング)」機能は 2025 年 6 月現在、英語 / フランス語 / ドイツ語 / ヒンディー語 / インドネシア語 / イタリア語 / ポルトガル語 / スペイン語、そして日本語の、合計 9 言語がサポートされています。
ただし今のところ、英語から多言語、多言語から英語への吹き替えに対応している模様。つまり、日本語で公開されている動画については、英語への吹き替えにのみの対応しています。英語で公開されている動画については、もちろん日本語に吹き替え可能です。

「自動吹き替え(オートダビング)」機能は今のところ、すべての「YouTube パートナー プログラム」参加クリエイター向けの開放となっているので、「YouTube」で公開されている全部の動画に対して利用できるわけではありませんが、「YouTube パートナー プログラム」参加クリエイターであれば活用しない理由はないでしょう。ちなみに「自動吹き替え(オートダビング)」機能の開放要件を満たしている「YouTube パートナー プログラム」参加クリエイターに対しては、「YouTube」チャンネル管理ツール「YouTube Studio」内で通知されるほか、デフォルトでは ON になります。もちろん、OFF にすることも可能です。
Source:Google
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