この記事のポイント
- iOS 版「Gemini」アプリにおいて 2025 年 5 月 31 日(土)、Google の発表通り「Veo 3」が展開
- iOS 版「Gemini」アプリのプロンプト入力枠の[動画]をタップしつつプロンプトを入力することで、音声付きの 8 秒間動画が数分で生成
- 今のところ、通常の「Veo 3」ではなく試験版「Veo 3(preview)」となる模様
Google は 2025 年 5 月 30 日(金)、2025 年 5 月 20 日(火)開催 Google 開発者向けイベント「Google I/O 2025」にて発表した最新動画生成 AI モデル「Veo 3」の、Android / iOS 版「Gemini」アプリへの「Google AI Pro」メンバーシップ向け展開開始を発表しました。
そして iOS 版「Gemini」アプリにおいて 2025 年 5 月 31 日(土)、発表通り「Veo 3」が展開開始されました。iOS 版「Gemini」アプリのプロンプト入力枠の[動画]をタップした際、これまでの「Veo 2」に関する説明から、新たに「Veo 3」に関する説明に更新されています。
iOS 版「Gemini」アプリのプロンプト入力枠の[動画(Veo 3)]をタップしつつプロンプトを入力することで、音声付きの 8 秒間動画が数分で生成されます。ただし今のところ、通常の「Veo 3」ではなく試験版「Veo 3(preview)」となる模様。
また「Google AI Pro」メンバーシップにおける「Veo 3」は、具体的な回数は未公開ですが、一日における利用回数が制限されています。何度も利用できるわけではないのでご注意ください。


「Veo 3」はその名の通り、「Veo 2」に代わる次世代動画生成 AI モデルです。「Veo 2」から品質が向上していることはもちろんですが、音声付きの動画も初めて生成できるようになりました。たとえば、街の交通音や公園の鳥のさえずり、登場人物の会話などの音声生成にも対応しています。
「Veo 3」はすでに、日本国内でも展開が開始された Google AI サービスにフルアクセスできる新しいサブスクリプションサービス「Google AI Ultra」メンバーシップ向けに展開されていますが、Google AI サブスクリプションプラン「AI プレミアム プラン(2TB)」改め「Google AI Pro」メンバーシップ向けにも、デスクトップ版「Gemini」アプリにて展開済みです。そして今回、「Google AI Pro」メンバーシップ向けに Android / iOS 版「Gemini」アプリへも展開開始されています。
Source:Google
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