この記事のポイント
- Google 位置情報取得サービス「デバイスを探す(Find My Device)」の Android 版アプリに対して、アプリバージョン v3.1.337-2 アップデートが配信
- 「The Android Show: I/O Edition」にて発表されていた通り、新たに「Find Hub」改め「検索ハブ」へとリニューアル
- これまでベータ版として提供されてきた位置情報ライブ共有機能[ユーザー]から “ベータ版” 表記がなくなる
Google は 2025 年 5 月 19 日(月)、Google 位置情報取得サービス「デバイスを探す(Find My Device)」の Android 版アプリに対して、アプリバージョン v3.1.337-2 アップデートを配信開始しました。
今回の Android 版「デバイスを探す」アプリ v3.1.337-2 アップデートでは、先日 2025 年 5 月 13 日(火)に公開された、Android プラットフォーム関連最新情報オンラインイベント「The Android Show(#TheAndroidShow)」の「Google I/O 2025」に先駆けた特別版「The Android Show: I/O Edition」にて発表されていた通り、新たに「Find Hub」改め「検索ハブ」へとリニューアルされています。
「Find Hub」改め「検索ハブ」、アプリの正式名称は「Google の Find Hub」で、Android デバイス上の表記は「検索ハブ」です。Android デバイス上の表記はこれまで「デバイスを探す」となっていて、新たに「検索ハブ」にリニューアルされているため、たとえばアプリドロワーのアプリ表示をアルファベット順に設定している場合、位置が変更されています。最初は慣れる必要がありそうです。

特別版「The Android Show: I/O Edition」の中では、Google 提供位置情報取得サービス「デバイスを探す(Find My Device)」が、「検索ハブ(Find Hub)」への “進化” すると発表されていましたが、実際には名称が変更されているほか、これまでベータ版として提供されてきた位置情報ライブ共有機能[ユーザー]から “ベータ版” 表記がなくなっただけです。つまり「検索ハブ」では位置情報ライブ共有機能[ユーザー]が公式版に昇華したわけですが、アプリ船体で機能的な変化(進化)は特にみられません。



一応「検索ハブ」では、対応する Bluetooth タグのバリエーションも拡充されている模様。また 2025 年後半には、「検索ハブ」の衛星接続統合も行われます。衛星接続をサポートする Android デバイスと通信業者の組み合わせにより、「検索ハブ」から衛星接続経由の衛星通信活用 SOS 発信機能が利用できるようになる予定です。
さらに 2026 年初めには、航空会社とのパートナーシップにより、「デバイスを探す」対応 Bluetooth タグの位置情報を航空会社に共有して、荷物紛失を抑制したり紛失した荷物を素早く探し出せる機能もリリース予定です。
「デバイスを探す」アプリリンク

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