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Android

Android、デジタルID管理ネイティブサポート

  • Google、Android プラットフォームにおける ID / パスワードなどの資格情報管理 API「Credential Manager」の、「OpenID4VP」「OpenID4VCI」をネイティブサポートを発表
  • 運転免許証など、暗号化されたデジタル認証情報を、Android 版「Google ウォレット」アプリやそのほか航空会社提供アプリなどに保存して、管理可能に
  • Amazon アカウントの復旧や「Uber」などのプラットフォームでの認証に活用可能

先日 2025 年 4 月 29 日(火)、Google は Android 向けモバイルウォレット管理アプリ「Google ウォレット」の、英国パスポート対応を発表しました。

英国の Android ユーザーは、英国パスポートを元にしたデジタル ID パスを「Google ウォレット」アプリに登録できるようになり、当初は「Google ウォレット」アプリに登録したデジタル ID パスを、英国鉄道「National Rail」利用者用カード「Railcard」の資格確認に活用することができるようになりました。今後「Google ウォレット」デジタル ID パスを、Amazon アカウントの復旧、米国薬局チェーン「CVS PHARMACY」や病院提供患者向けオンラインポータルシステム「MyChart」のオンラインサービス、「Uber」のプラットフォームでの認証などにも活用できるようになる予定です。

これらは、Android プラットフォームにおける ID / パスワードなどの資格情報管理 API「Credential Manager」が、デジタル認証情報の提示 / 発行標準規格「OpenID4VP(OpenID for Verifiable Presentations)」「OpenID4VCI(OpenID for Verifiable Credential Issuance)」をネイティブサポートしたことによって実現した仕組み。運転免許証など、暗号化されたデジタル認証情報を、Android 版「Google ウォレット」アプリやそのほか航空会社提供アプリなどに保存して、管理できるようになりました。

運転免許証などのデジタル認証情報は、「OpenID4VCI」を通じて Android 版「Google ウォレット」アプリやそのほか航空会社提供アプリなどに保存され、また「OpenID4VP」を通じてデジタル署名などへの開示が可能。これにより、Amazon アカウントの復旧、米国薬局チェーン「CVS PHARMACY」や病院提供患者向けオンラインポータルシステム「MyChart」のオンラインサービス、「Uber」などのプラットフォームでの認証にも活用できるようになるわけです。

Source:Google

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