この記事のポイント
- iOS 版「Gemini」において、「Canvas」が展開
- [+]メニュー内に格納
- 「Deep Research」ボタンも同時に展開
Google は先日 2025 年 3 月 18 日(火)に、Google AI「Gemini」の新機能として、文章などのドキュメント作成やプログラミングなどのコード生成に特化した新しい対話型 AI 機能「Canvas」を発表し、同時に WEB 版「Gemini」に展開開始しました。
「Gemini」アプリの新しい対話型 AI 機能「Canvas」は、レポートや資料などのドキュメント作成や、HTML / PHP / Python などのプログラミング言語を用いたコード生成など、作成 / 生成と編集の反復作業に特化した AI 機能です。ドキュメント作成では、一旦作成された文章に対してフィードバックをプロンプトに入力して送信することで、素早く再編集が行われます。
特定部分の再編集提案や、文章のトーンや長さ、書式などの調整と、作成された文章のエクスポートにも対応。スピーチ用文章、ニュース記事、レポートなど、様々な文章作成に役立ちます。
コード生成では、コードの生成だけでなく、デバックにも対応。WEB アプリ用コード生成の場合は、「Gemini」内でプレビューも確認可能です。
「Gemini」アプリの新しい対話型 AI 機能「Canvas」は、プロンプトバー内の「Canvas」ボタンとして展開されています。「Canvas」ボタンをクリックして有効化した状態でプロンプトを[送信]をクリックすると、「Gemini Deep Research」のようなレポート仕様の回答がずらっと表示されます。
そして 2025 年 3 月 21 日(金)前後、iOS 版「Gemini」においても、「Canvas」が展開され利用できるようになりました。iOS 版「Gemini」の「Canvas」は、[+]メニュー内に格納されています。

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このほか iOS 版「Gemini」の「Canvas」の展開と同時に[+]メニュー UI が刷新されているのですが、WEB 版「Gemini」のプロンプトバー内に新設された「Deep Research」ボタンと同様のボタンが、iOS 版「Gemini」にも展開されています。「Deep Research」ボタンをクリックして ON にしつつプロンプトを入力して[➤(送信)]をクリックすることで、AI モデルを「Deep Research(Gemini Deep Research)」に切り替えなくても「Deep Research」仕様の回答を得られるようになります。
ちなみにこの「Deep Research」ボタンはこれまで、AI モデル「2.0 Flash(Gemini 2.0 Flash)」でしか機能しなかったのですが、新たに「2.0 Flash Thinking Experimental(Gemini 2.0 Flash Thinking Experimental)」でも機能するようになりました。
「Google Gemini」アプリリンク


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