この記事のポイント
- iOS 版「Google Gemini」アプリにおいて、「Google 利用状況 ID」のリセットが可能に
- 「Google 利用状況 ID」は、Google サービス向上のため、iOS デバイスにおける Google サービス使用状況データとともに Google にバックグラウンドで送信される固有の ID
- Google アカウントには関連付けられていないため、個人が特定された上でデータが送信されるわけではありません
Google が 2024 年 11 月 14 日(木)にリリースした生成 AI サービス「Gemini」の iOS 版「Google Gemini」アプリにおいて、「Google 利用状況 ID」のリセットが可能になりました。
「Google 利用状況 ID」は、Google サービス向上のため、iOS デバイスにおける Google サービス使用状況データとともに Google にバックグラウンドで送信される固有の ID です。「Google 利用状況 ID」は Google サービス使用状況データと共に送信されますが、Google アカウントには関連付けられていないため、個人が特定された上でデータが送信されるわけではありません。
Google 利用状況 ID
Google サービスの改善に役立てるため、Google サービスの使用状況に関する情報とともに固有の ID が送信されます。この ID は Google アカウントに関連付けられておらず、個人を特定するためには使用されません。[Google 利用状況 ID をリセット] をタップします。
「Google 利用状況 ID」には Google アカウントが関連付けられているわけではないので、バックグラウンドでの送信に警戒する必要はありません。しかしそれでもどうしても気になる方は、「Google 利用状況 ID」をリセット可能です。
iOS 版「Google Gemini」アプリの「Google 利用状況 ID」リセット項目は、設定(Gemini の設定)内に格納されています。

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ちなみに Android 版「Gemini」の場合は「Google アプリ アクティビティ」として、最長 72 時間分の利用履歴データが Google アカウントに保存される仕様となっています。なので、iOS デバイスの Google サービスにおける「Google 利用状況 ID」とは異なる仕様で使用状況データが扱われます。
「Google Gemini」アプリリンク


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