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Google Pixel Watch

Android、Google Pixel Watchシリーズ「緊急 SOS」画面3秒間タッチ操作設定新設

  • 2025 年 2 月下旬、Android 版「Google Pixel Watch」アプリの「緊急 SOS」設定内に「長押しして通話する」が新設
  • Android 版「Google Pixel Watch」アプリでも「緊急 SOS」の「長押しして発信(長押しして通話する)」か以前までの「自動発信」かを選択可能に
  • デフォルトでは画面 3 秒間タッチ操作「長押しして発信」が選択

Google は先月 2025 年 1 月下旬に、Wear OS スマートウォッチ「Google Pixel Watch」シリーズの「緊急 SOS」における発動操作オプションとして、追加の画面 3 秒間タッチ操作「長押しして発信」を展開すると発表し、そして 2025 年 2 月 12 日(水)前後にその追加の画面 3 秒間タッチ操作「長押しして発信」がデフォルト操作として展開開始されました。

Wear OS スマートウォッチ「Google Pixel Watch」シリーズを含む Google Pixel デバイスの「緊急 SOS」は、危険な状況に陥ったときなどに発動させると、緊急サービス「緊急通報ダイヤル(110)」に通話発信を行いつつ緊急連絡先に位置情報などを SMS テキストメッセージを送信しユーザーの安全確保の手助けをしてくれる、「緊急通報サービス」アプリ帰属機能です。当初は Google Pixel スマートフォン向けに 2021 年11 月に提供開始されましたが、その後 2023 年 1 月より「Google Pixel Watch」シリーズをはじめとした Wear OS スマートウォッチにも提供開始されました。

その Google Pixel スマートフォン版「緊急 SOS」は提供開始当初、電源ボタンを素早く 5 回以上連続で押すと発動する仕様だったのですが、誤操作による「緊急通報ダイヤル(110)」への誤発信が多発したために、電源ボタンを素早く 5 回以上連続で押しつつ、さらにディスプレイに表示される丸いボタンを 3 秒長押しすることで発動する 2 段階操作仕様が、2023 年夏頃よりデフォルトとなりました。

一方、2023 年 1 月より提供開始された「Google Pixel Watch」シリーズの Wear OS 版「緊急 SOS」はこれまで、Android 版「緊急 SOS」の提供開始当初同様に、リューズボタンを素早く 5 回以上連続で押すと発動する仕様でした。しかし 2025 年 1 月下旬、さらにディスプレイを 3 秒長押しすることで発動する 2 段階操作仕様「長押しして発信」のデフォルト操作変更が発表され、そして 2025 年 2 月 12 日(水)前後に追加の画面 3 秒間タッチ操作「長押しして発信」がデフォルト操作として展開開始されました。

デフォルトとなった 2 段階操作「長押しして発信」では、リューズボタンを素早く 5 回以上連続押しすると「長押しして発信」待ち受け状態となり 5 秒間のカウントダウンが開始されるので、その間にディスプレイ 3 秒長押し操作を行うことで「緊急通報ダイヤル(110)」への発信が開始されます。この 5 秒間のカウントダウンの間に「緊急 SOS」をキャンセルすることも可能で、ディスプレイ 3 秒長押し操作を見逃し放置した場合は 20 秒後に画面が自動的に閉じられます。

ただ「長押しして発信」展開当初、「Google Pixel Watch」シリーズの「緊急 SOS」の「長押しして発信」設定は、「Google Pixel Watch」シリーズの「緊急通報サービス」アプリにのみ追加されていて、Android 版「Google Pixel Watch」アプリでは「緊急 SOS」の ON / OFF 設定しか行うことができませんでした。しかし 2025 年 2 月下旬、Android 版「Google Pixel Watch」アプリの「緊急 SOS」設定内に「長押しして通話する」が新設され、Android 版「Google Pixel Watch」アプリでも「緊急 SOS」の「長押しして発信(長押しして通話する)」か以前までの「自動発信」かを選択できるようになりました。

「緊急情報サービス」アプリリンク

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