この記事のポイント
- Google、「Pixel 4a」向けに開発者向けに公開している古いファクトリーイメージ / OTA イメージを削除
- なぜかビルド番号「TQ3A.230805.001.S2」のファクトリーイメージ / OTA イメージを残して、それ以前の古いファクトリーイメージ / OTA イメージが削除
- 残念ながらダウングレードできない状態
Google は 2025 年 1 月下旬、2020 年 8 月発売 Google Pixel デバイス廉価版「Pixel 4a」向けに開発者向けに公開している古いファクトリーイメージ / OTA イメージを削除しました。
Google は、Google Pixel デバイスに手動でソフトウェアアップデートを適用したりダウングレードを適用するためのファクトリーイメージ / OTA イメージを公開しています。Google は年明け 2025 年 1 月 6 日(水)に「Pixel 4a」に対するバッテリーパフォーマンスの安定性向上と新しいバッテリー管理機能を含むソフトウェアアップデート(TQ3A.230805.001.S2)の配信を予告し、2025 年 1 月 8 日(金)に予告通り配信開始していますが、そのビルド番号「TQ3A.230805.001.S2」のファクトリーイメージ / OTA イメージももちろん公開済みです。
しかし 2025 年 1 月下旬、なぜかビルド番号「TQ3A.230805.001.S2」のファクトリーイメージ / OTA イメージを残して、それ以前の古いファクトリーイメージ / OTA イメージが削除されました。Google が「Pixel 4a」向けの古いファクトリーイメージ / OTA イメージを削除した理由が不明なことはもちろんですが、古いファクトリーイメージ / OTA イメージが削除されたことはおそらく今回が初めてです。
敢えてのことなのか、それとも何かの手違いか。
つまり現状、「Pixel 4a」に対してビルド番号「TQ3A.230805.001.S2」以前の古いビルド番号のソフトウェアアップデート適用することができなくなっています。「Pixel 4a」のビルド番号「TQ3A.230805.001.S2」ソフトウェアアップデートでは不具合も生じていることも一部で報告されているのですが、残念ながら手動でダウングレードできません。
Google は今後、「Pixel 4a」向けの古いファクトリーイメージ / OTA イメージを復活させるのか、もしくはビルド番号「TQ3A.230805.001.S2」に対する修正アップデートを配信するのか、今のところ不明。とはいえおそらく、今後何らかの動きがあると予想されます。
Source:Google(ファクトリーイメージ / OTA イメージ)
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