この記事のポイント
- Google、「Pixel 6a」を雪の中で紛失したフランスユーザーの物語を公開
- 雪山で紛失した「Pixel 6a」を 6 か月後に発見
- 驚くことに、雪や泥、雨などに 6 か月間もさらされていた「Pixel 6a」の電源ボタンを押したところ、通常通り画面が表示され利用できた
Google は 2025 年 1 月 24 日(金)、Google Pixel デバイス廉価版「Pixel 6a」を雪の中で紛失したフランスユーザーの物語を公開しました。
フランス在住の Andrew Prag さんは、スキーをしていたときに雪山で「Pixel 6a」を紛失しました。Andrew Prag さんは紛失した「Pixel 6a」の位置情報を特定して追跡しようとしましたが、降雪の多さに断念。紛失した「Pixel 6a」の捜索を諦めました。おそらく、見つかったとしても故障していると思ったのでしょう。
しかし 6 か月後、Andrew Prag さんは紛失した「Pixel 6a」を再び探してみることに。そして、雪や泥にまみれた「Pixel 6a」を発見しました。
驚くことに、雪や泥、雨などに 6 か月間もさらされていた「Pixel 6a」の電源ボタンを押したところ、通常通り画面が表示され利用できました。詳細は書かれていませんが、おそらく「バッテリー セーバー(標準バッテリー セーバー / スーパー バッテリー セーバー)」が働いていたのでしょう。
公開されている写真を見る限り結構厚めのケースも装着されているので、その効果も十分にあり得ます。
ただ Google 社員によると、今回公開されたような紛失した Google Pixel デバイスが発見された際に特に問題なく画面が表示されたというケースは、特に珍しいことではないとのこと。風雨や積雪によって(おそらく)充電回路が停止され、バッテリー節約につながったと予想されています。
また、Google Pixel デバイスはあらゆる種類の圧迫テスト / 耐久性テスト / 温度テストが行われ、何度も設計が見直されながら開発されています。今回の Andrew Prag さんが紛失し 6 か月後に発見した「Pixel 6a」のケースは、そもそも「Pixel 6a」が IP67 規格の防水防塵に対応していることから考えても、特に驚くようなことではない模様です。
ちなみに Google Pixel デバイスの開発には、「設計故障モード影響解析(DFMEA)」と呼ばれる故障テスト手法が用いられています。
では、Google Pixel デバイスは手荒に扱っていいのか?
それは違います。紛失したり落下させたり水没させてしまったデバイスがが無事なことは、それは奇跡でありまさに喜びだからです。
Source:Google
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