この記事のポイント
- Google、「Google Pixel Watch」シリーズの「緊急 SOS」における発動操作オプションとして、画面 3 秒間タッチ操作を追加すると発表
- Android 版「緊急 SOS」同様に、リューズボタンを素早く 5 回以上連続で押しつつ、さらにディスプレイを 3 秒長押しすることで発動する 2 段階操作仕様がデフォルトに
- 電源ボタンを素早く 5 回以上連続で押しだけで「緊急 SOS」が発動するこれまでの仕様に戻すことも可能
Google は 2025 年 1 月 24 日(金)、Wear OS スマートウォッチ「Google Pixel Watch」シリーズの「緊急 SOS」における発動操作オプションとして、画面 3 秒間タッチ操作を追加すると発表しました。
「緊急 SOS」は、危険な状況に陥ったときなどに発動させると、緊急サービス「緊急通報ダイヤル(110)」に通話発信を行いつつ緊急連絡先に位置情報などを SMS テキストメッセージを送信しユーザーの安全確保の手助けをしてくれる、「緊急通報サービス」アプリ帰属機能です。当初は Google Pixel デバイス向けに 2021 年11 月に提供開始されましたが、その後 2023 年 1 月より「Google Pixel Watch」シリーズをはじめとした Wear OS スマートウォッチにも提供開始されました。
Google Pixel 版「緊急 SOS」は提供開始当初、電源ボタンを素早く 5 回以上連続で押すと発動する仕様だったのですが、誤操作による「緊急通報ダイヤル(110)」への誤発信が多発したために、電源ボタンを素早く 5 回以上連続で押しつつ、さらにディスプレイに表示される丸いボタンを 3 秒長押しすることで発動する 2 段階操作仕様がデフォルトとなりました。ちなみに Android 版「緊急 SOS」の場合はさらに、動画撮影と撮影した動画の自動共有も行うことができます。
「Google Pixel Watch」シリーズの Wear OS 版「緊急 SOS」はこれまで、Android 版「緊急 SOS」の提供開始当初同様にリューズボタンを素早く 5 回以上連続で押すと発動する仕様だったのですが、今後は Android 版「緊急 SOS」同様に、リューズボタンを素早く 5 回以上連続で押しつつ、さらにディスプレイを 3 秒長押しすることで発動する 2 段階操作仕様がデフォルトとなります。ただし、ディスプレイを 3 秒長押し操作はオプションとして提供されるため、Android 版「緊急 SOS」同様に、電源ボタンを素早く 5 回以上連続で押しだけで「緊急 SOS」が発動するこれまでの仕様に戻すことも可能です。
ちなみに「緊急 SOS」発動操作後、5 秒間のカウントダウンが開始されます。このカウントダウン中に「緊急 SOS」をキャンセルすることも可能です。また、ディスプレイを 3 秒長押し操作を見逃し放置した場合、20 秒後に画面が自動的に閉じられます。
「Google Pixel Watch」シリーズの Wear OS 版「緊急 SOS」における画面 3 秒間タッチ操作オプションは、今後数週間にわたって展開されます。
「緊急情報サービス」アプリリンク
Source:Google
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