この記事のポイント
- Google、Wear OS スマートウォッチにおけるソフトウェアアップデートの高速化施策を発表
- Bluetooth ではなく、Wi-Fi / モバイルネットワーク通信が優先されアップデートファイルのダウンロードが高速化
- Wear OS 版「Google Play 開発者サービス」アプリ v24.49 以降で適用
Google は 2024 年 12 月 16 日(月)に公開した、Android 関連デバイスのセキュリティと信頼性を高めるための新機能を含んだ「Google システム アップデート」の 2024 年 12 月版最新情報「Google システム リリースノート」の中で、Wear OS スマートウォッチにおけるソフトウェアアップデートの高速化施策を発表しました。
Wear OS スマートウォッチにソフトウェアアップデートが配信された場合は、母艦側 Android / iOS デバイスと Bluetooth でペアリングした状態で、さらに充電状態にある場合に実行されます。この際、母艦側 Android / iOS デバイス経由でアップデートファイルが Wear OS スマートウォッチにダウンロードされ、ダウンロードが完了すると自動的にインストールが開始されます。
しかし今後、Bluetooth ではなく、Wi-Fi / モバイルネットワーク通信が優先されるようになります。これにより、アップデートファイルのダウンロードが高速化される模様です。結果的に、Wear OS スマートウォッチのソフトウェアアップデート自体が高速化されます。
Wear OS スマートウォッチのソフトウェアアップデート高速化は、Wear OS 版「Google Play 開発者サービス」アプリ v24.49 以降で適用されます。このほか Wear OS 版「Google Play 開発者サービス」アプリ v24.49 以降では、オフラインの場合でも時計のタイムゾーンが現在地に合わせて更新される新機能も実装されます。
現点ですでに v24.50 が配信されているので、このソフトウェアアップデート高速化施策は適用済みです。
「Google Play 開発者サービス」アプリリンク
Source:Google
コメントを残す