この記事のポイント
- 「Gemini Advanced」メンバーシップにおいて、日本語プロンプトでの人物を含む画像生成(Imagen 3)がいつの間にか解禁された模様
- AI モデルを「1.5 Pro(Gemini 1.5 Pro)」に設定している場合、日本語プロンプトによる人物を含む画像生成が行われるように
- 「1.5 Flash(Gemini 1.5 Flash)」「2.0 Flash Experimental(Gemini 2.0 Flash Experimental)」では、まだ日本語プロンプトによる人物を含む画像生成は利用できず
Google は 4 か月前の 2024 年 8 月 28 日(水)に、最高品質テキスト画像変換 AI モデル「Imagen 3」を生成 AI サービス「Gemini」に統合し、「Gemini(Gemini Advanced 他)」における画像生成 AI 機能を広く提供開始しました。
その後 2024 年 10 月上旬に「Gemini」の画像生成 AI 機能は、一般の「Gemini」ユーザーにも全世界向けに解禁。「Gemini」「Gemini Advanced」に関係なく、世界的に画像生成 AI 機能を利用できるようになっています。
ただし当初、人物を含む画像の生成については、「Gemini」のメンバーシップ向けアップグレード版「Gemini Advanced」と、「Gemini for Google Workspace」アドオンを利用している「Gemini Enterprise」「Gemini Business」「Gemini Education」アカウント向けの早期アクセス バージョンとして、英語環境での限定提供となっていました。「Imagen 3」が統合され世界的に画像生成 AI 機能が解禁された「Gemini」「Gemini Advanced」ですが、日本語を含む英語以外のプロンプトでは人物を含む画像の生成を利用できなかったわけです。
がしかし、「Gemini Advanced」メンバーシップにおいて、日本語を含む英語以外のプロンプトによる人物を含む画像生成が、いつの間にか解禁された模様です。現在、AI モデルを「1.5 Pro(Gemini 1.5 Pro)」に設定している場合、日本語プロンプトによる人物を含む画像生成が行われるようになっています。
一方「Gemini Advanced」メンバーシップであっても、「1.5 Flash(Gemini 1.5 Flash)」と、2024 年 12 月 11 日(水)に提供開始された「Gemini 2.0」ベースの実験的モデル「2.0 Flash Experimental(Gemini 2.0 Flash Experimental)」では、まだ日本語を含む英語以外のプロンプトによる人物を含む画像生成は利用できません。
日本語を含む英語以外のプロンプトによる人物を含む画像生成が、具体的にいつから解禁されたのかは不明ですが、現在「Gemini Advanced」の一部では日本語での人物を含む画像生成を利用できるようになっているので、「Gemini Advanced」メンバーシップユーザーは是非活用してみてください。
Source:Google
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