この記事のポイント
- 2024 年 10 月 10 日(木)辺りに、Android デバイスデータ保護機能「リモートロック(Remote Lock)」がついに本格提供開始
- PC やほかのスマートフォンなどから「リモートロック」専用 URL(android.com/lock)にアクセスしつつ Google アカウントでログインしてから電話番号確認を行うだけで遠隔でロックを行うことができる、応急措置的デバイスデータ保護機能
- PC やほかのスマートフォンなどから「リモートロック」専用 URL(android.com/lock)にアクセスしつつ、対象の Android デバイスで運用している電話番号を入力して[デバイスをロックする]をタップ
約一週間前の 2024 年 10 月 4 日(金)前後に、2024 年 5 月 ~ 2024 年 7 月に掛けて「Google システム アップデート」最新情報「Google システム リリースノート」にて導入を予告していた Android デバイスデータ保護機能「リモートロック(Remote Lock)」がついに導入されました。
Android デバイスに新たに導入された「リモートロック」は、Android デバイスを盗難されたり紛失した場合に、PC やほかのスマートフォンなどから「リモートロック」専用 URL(android.com/lock)にアクセスしつつ Google アカウントでログインしてから電話番号確認を行うだけで遠隔でロックを行うことができる、Androd 10 以降が対象の応急措置的デバイスデータ保護機能です。それ自体の設定と、それに付随する Android デバイスにて運用している携帯通信会社(キャリア)の電話番号と Google サービスの紐づけ設定「電話番号の確認(電話番号を自動で確認)」を共に ON にすることで利用できるようになります。
「リモートロック」設定は、2024 年 10 月上旬より展開開始された Android デバイスの新しいセキュリティ設定「盗難保護」か、「デバイスを探す」設定内からアクセス可能です。
ただ 2024 年 10 月 4 日(金)前後の「リモートロック」導入当初、「リモートロック」専用 URL(android.com/lock)にアクセスしても「デバイスを探す」リダイレクトされてしまう仕様で、実際にはまだ「リモートロック」は提供開始されていませんでした。しかし 2024 年 10 月 10 日(木)に配信された Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリ v24.41(バージョン:24.41.32 (190400-683738752))アップデートと共に「リモートロック」専用 URL(android.com/lock)にアクセスできるようになり、ついに「リモートロック」を利用できるようになりました。つまり、Android「リモートロック」本格提供開始です。
実際の「リモートロック」の使い方は簡単で、対象の Android デバイスにて「リモートロック」並びに「電話番号の確認(電話番号を自動で確認)」の設定を ON にしつつ、PC やほかのスマートフォンなどから「リモートロック」専用 URL(android.com/lock)にアクセスして Google アカウントでログインし、対象の Android デバイスで運用している電話番号を入力して画面下部の[デバイスをロックする]をタップします。すると、対象の Android デバイスが遠隔で画面ロックされます。
「リモートロック」でロックされた Android デバイスは、画面ロック解除では解除できなくなります。
ついに本格提供が開始された Android デバイスデータ保護機能「リモートロック」は、つまりは応急措置的なデバイス保護(遠隔ロック)機能ということです。「リモートロック」を設定しておけば、たとえば画面ロックが解除された状態で Android デバイスを盗難された場合であっても、遠隔でロックを掛けることができます。
覚えておけば便利に活用でき大切なデータも保護できるので、まだ設定していない場合は今すぐ「リモートロック」を設定しておきましょう。
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