この記事のポイント
- 2024 年 10 月上旬頃より Android デバイス向けに、新しいセキュリティ設定「盗難保護」が展開開始
- 「セキュリティとプライバシー」設定から「デバイスのロック解除」→「盗難保護」と進むことでアクセス可能
- 応急措置的デバイス保護機能「リモートロック」もついに導入
2024 年 10 月上旬頃より Android デバイス向けに、新しいセキュリティ設定「盗難保護」が展開開始された模様です。
Android デバイスの新しいセキュリティ設定「盗難保護」は、「セキュリティとプライバシー」設定から「デバイスのロック解除」→「盗難保護」と進むことでアクセス可能です。ただしおそらく、Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリを最新バージョンにアップデートしておく必要があります。
Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリは、2024 年 10 月 3 日(木)時点で v24.39 が最新アプリバージョンです。
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「盗難保護」設定には主に、デバイスが他人に持ち去られたことを検知すると画面ロックを掛ける「盗難検出ロック」、デバイスがオフラインになるとすぐに画面ロックを掛ける「オフライン デバイスのロック」の 2 つの自動ロック設定が用意されています。特に問題がなければ、これら 2 つの設定は ON にしておいたほうが良いでしょう。
ちなみに「盗難検出ロック」は、モーションセンサー / Wi-Fi / スマートデバイス接続などから、おそらくアルゴリズムを用いて盗難を検出する仕組みとなる模様です。
そして「盗難保護」の展開と同時に、2024 年 5 月 ~ 2024 年 7 月に掛けて「Google システム アップデート」最新情報「Google システム リリースノート」にて導入が予告されていた Android デバイスデータ保護機能「リモートロック(Remote Lock)」も、ついに導入されています。
「リモートロック」は、Android デバイスを盗難されたり紛失した場合に、PC やほかのスマートフォンなどで専用 URL(android.com/lock)にアクセスしつつ電話番号確認と簡単なセキュリティチャレンジを行うだけで遠隔画面ロックを行うことができるようになる、応急措置的なデバイスデータ保護機能です。それ自体の設定を ON にするだけで利用できますが、同時に、Android デバイスにて運用している携帯通信会社(キャリア)の電話番号と Google サービスを紐づける設定「電話番号の確認(電話番号を自動で確認)」も自動で ON になります。
つまり、「リモートロック」と「電話番号の確認(電話番号を自動で確認)」は、共に ON にしないと利用できないセキュリティ設定ということです。ちなみに「リモートロック」は、Androd 10 以降を搭載する Android デバイスで利用可能。
ということで、ついに展開が開始された Android デバイスの新しいセキュリティ設定「盗難保護」と「リモートロック」と、基本的には利用すべき設定なので、この記事を参考に是非設定してみてください。
「Google Play 開発者サービス」アプリリンク
📶5爺(@Nrnsasa5gmmwsub)さん、情報提供ありがとうございます!
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