この記事のポイント
- Google、2024 年 6 月下旬に提供を開始したグループウェア「Google Workspace」の生成 AI サービス「Gemini」統合に対するアップデートとして、「Google スプレッドシート」の表作成機能向上を発表
- 整理されていない範囲の構造も「Gemini」が理解できるようになり、列タイプや構造まで設定された表が生成
- 現時点でも、依然英語環境のみの提供
Google は 2024 年 9 月 27 日(金)、2024 年 6 月下旬に提供を開始したグループウェア「Google Workspace」の生成 AI サービス「Gemini」統合に対するアップデートとして、「Google スプレッドシート」の表作成機能向上を発表しました。
2024 年 6 月下旬時点の「Google Workspace」における「Gemini」統合では、「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」「Google スライド」「Google ドライブ」のサイドパネルに「Gemini」タブが追加され、「Google ドキュメント」ではコンテンツ作成と改良 / 情報要約 / ブレインストーミング、「Google スプレッドシート」ではデータ追跡と整理 / 表作成サポート / 関数生成、「Google スライド」では新しいスライド作成 / 画像生成 / プレゼンテーション要約、「Google ドライブ」では複数ドキュメントの要約 / トピック探索などを、最先端大規模言語モデル「Gemini 1.5 Pro」をベースとした「Gemini」の様々な機能が提供されました。
そして今回は「Google スプレッドシート」の表作成が機能向上し、整理されていない範囲の構造も「Gemini」が理解できるようになり、列タイプや構造まで設定された表生成が行われるようになりました。
「Google Workspace」の「Gemini」統合は、ビジネス向け生成 AI ツール「Gemini for Google Workspace」の「Gemini Business」「Gemini Enterprise」「Gemini Education」「Gemini Education Premium」アドオン、そして「Google One AI プレミアム」メンバーシップ向けに提供されています。一般の Google ユーザー向けには提供されていません。
また現時点でも、依然英語環境のみの提供です。日本でも利用はできますが、言語設定を英語に変更する必要があります。
Source:Google
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