この記事のポイント
- 「楽天モバイル」、次世代通信規格「5G(Sub6)」基地局増強施策により、2024 年 1 月の施策前よりも東京都内における「5G(Sub6)」トラフィックが約 2.3 倍、ユーザー数が約 1.5 倍、平均通信速度が約 2 倍に向上したと発表
- 衛星通信との電波干渉調整条件の緩和により関東地方における既存の「5G(Sub6)」基地局の共用帯域電波送信出力を上げることが可能になったことを受けて進めている「5G(Sub6)」エリア拡大施策
- 「5G(Sub6)」エリア拡大と「5G(Sub6)」基地局のソフトウェアアップグレードが実施
楽天 MNO サービス「楽天モバイル」は 2024 年 6 月 27 日(木)、次世代通信規格「5G(Sub6)」基地局増強施策により、2024 年 1 月の施策前よりも東京都内における「5G(Sub6)」トラフィックが約 2.3 倍、ユーザー数が約 1.5 倍、平均通信速度が約 2 倍に向上したと発表しました。
「楽天モバイル」の「5G(Sub6)」基地局増強施策は、衛星通信との電波干渉調整条件の緩和により関東地方における既存の「5G(Sub6)」基地局の共用帯域電波送信出力を上げることが可能になったことを受けて進めている「5G(Sub6)」エリア拡大を含む施策です。「楽天モバイル」は 2024 年年内を目途に、2024 年 5 月から関東地方における「5G(Sub6)」エリアを 2024 年 1 月比で最大 1.6 倍まで順次拡大することを目標にエリア拡大の取り組みが進められているのですが、さら 2024 年 6 月末までに全国の「5G(Sub6)」基地局のソフトウェアアップグレードも実施され、通信速度安定性の大幅な向上と 4G / 5G 間のスムーズな切り替えも実現するとしています。
また「楽天モバイル」は、東海地方と近畿地方においても同様の「5G(Sub6)」エリア拡大施策を進めています。東海地方では、「5G(Sub6)」トラフィックが約 1.3 倍、ユーザー数が約 1.1 倍に向上。また近畿地方では、「5G(Sub6)」トラフィックが約 1.7 倍、ユーザー数が約 1.4 倍に向上し、さらに東海地方と近畿地方における平均通信速度も約 1.6 倍に向上した模様です。
「楽天モバイル」は 2024 年 6 月 27 日(木)より、昨年 2023 年 10 月 23 日(月)に電波監理審議会より割り当てが認定され、2024 年 4 月 30 日(火)から試験電波発射を開始した「プラチナバンド(700MHz 帯)」の商用サービスも提供開始したことから、4G においてもさらなる電波改善が実現すると予想されます。よりつながりやすくなりますね、「楽天モバイル」。
Source:楽天モバイル
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