Pixel 8/8 Pro「Wi-Fiテザリング」2.4/5GHzデュアルバンド化

Google Pixel デバイス「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」の「Wi-Fi テザリング（Wi-Fi アクセス ポイント）」が、いつの間にか仕様変更されていたので紹介させていただきます。

「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」の「Wi-Fi テザリング」はもともと、［2.4GHz］［5GHz］［6GHz］の周波数帯を選択できる仕様となっていました。しかしこの周波数帯選択設定［速度と互換性］が［2.4 / 5 GHz］or［6GHz］に変更され、［2.4 / 5 GHz］にて 2.4GHz と 5GHz が自動切り替わるデュアルバンド仕様となりました。

［2.4 / 5 GHz］を選択した場合は 2.4GHz と 5GHz が自動で切り替わるため、例えば 2.4GHz 帯が混雑していて干渉してしまう場合に 5GHz に切り替わり、安定した Wi-Fi 通信を確保してくれるようになります。とはいえもちろん Wi-Fi 電波受信側も Wi-Fi 5GHz をサポートしている必要がありますし、2.4GHz / 5GHz の切り替わりの際も一時的に通信が途切れる多少のタイムラグも発生します。

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この周波数帯選択設定［速度と互換性］における［2.4 / 5 GHz］デュアルバンド化は、Google Pixel デバイスでは今のところ「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」で確認されています。同じ「Pixel 8」シリーズの「Pixel 8a」と「Pixel Fold」を含む「Pixel 7」以下の Google Pixel デバイスは、［2.4GHz］［5GHz］［6GHz］の 3 周波数帯選択仕様のままです。

この辺は各 Google Pixel デバイスに採用されている Wi-Fi モジュールが関係していると予想されるのですが、「Pixel 8a」や「Pixel 7」以下の Google Pixel デバイスでも今後［2.4 / 5 GHz］デュアルバンド化されるかは、わかりません。