この記事のポイント
- メール「タイムラインを保持するか、2024 年 12 月 8 日までにご判断ください」が、私の元に送られて来た
- これまで Google アカウントごとに Google サーバーにデータが保存される仕様となっていた「ロケーション履歴」の、モバイルデバイスごとの保存変更に伴うメール
- WEB 版「Google マップ」の「タイムライン」は、2024 年 12 月 8 日(日)までは利用できる模様
Google は 2024 年 6 月上旬、地図サービス「Google マップ」連動型の位置移動情報履歴機能「ロケーション履歴」の重要な機能変更を発表すると共に、対象ユーザーに対する 2024 年 6 月中のメール送信を予告していました。
そしてそのメール「タイムラインを保持するか、2024 年 12 月 8 日までにご判断ください」が、私の元に送られてきました。
Google による「ロケーション履歴」の重要な機能変更の発表は、大きく分けて 2 点。1 点目は、これまで Google アカウントごとに Google サーバーにデータが保存される仕様となっていた「ロケーション履歴」がモバイルデバイスごとに保存される仕様となる点で、2 点目は WEB 版「Google マップ」における「タイムライン」が提供終了となる点です。
「Google マップ」の「ロケーション履歴」は、モバイルデバイスに搭載されている GPS を元に、ユーザーの位置情報や移動情報が時系列ごとの「タイムライン」として記録される機能なのですが、今後は Google アカウントごとに Google サーバーにデータが保存されるのではなく、モバイルデバイスごとに「ロケーション履歴」が保存される仕様に変更されます。そしてそれに伴い、WEB 版「Google マップ」における「タイムライン」が提供終了となります。
この「ロケーション履歴」の機能変更に伴い、Google は順次 Google アカウントごとにメール「タイムラインを保持するか、2024 年 12 月 8 日までにご判断ください」を順次送信しています。この「タイムラインを保持するか、2024 年 12 月 8 日までにご判断ください」メールを受け取り次第、モバイルデバイスにおける「タイムライン」のデータ保存期間を指定する設定が利用できるようになります。
ただし 2024 年 12 月 8 日(日)までに「タイムライン」のデータ保存期間を指定しなかった場合は、3 か月以上経過した「タイムライン」データが自動で削除される設定[3 か月]が自動選択されます。ちなみに WEB 版「Google マップ」の「タイムライン」は、2024 年 12 月 8 日(日)までは利用できる模様です。
ということで、賛否両論というか、WEB 版「Google マップ」の「タイムライン」が終了することに対して圧倒的に[否]が多い状況ですが、ついに私の元にも「タイムラインを保持するか、2024 年 12 月 8 日までにご判断ください」メールが来てしまいました。そもそも無料サービスですし、受け入れるしかないですね。
過去にさかのぼって訪れた場所を確認できるタイムライン(旧ロケーション履歴)がオンに設定されています。タイムラインを使うと、各デバイスにおいて、訪問履歴と経路が自動的に地図に保存されます。
タイムラインの仕組みが変わり、今後はデバイスで作成されるようになります。その一環として、訪問履歴と経路が失われないように、2024年12月8日までにデータの設定を選択していただく必要があります。
仕組みこの設定がオンになっているとき、デバイスではこれまでどおり訪れた場所の履歴がタイムラインに保存されます。ただし本日より、複数のスマートフォンにログインしている場合は、各デバイスにおいて、新たに訪れた場所の履歴がそれぞれのタイムラインに保存されるようになります。 タイムラインを保持するか、2024年12月8日までにご判断ください
ご対応のお願い保存済みの訪問履歴と経路を保持する場合は、2024年12月8日までにお使いのスマートフォンのいずれかで設定を選択してください(事前に Google マップ アプリの更新が必要になる場合があります)。移行後は、タイムラインはアプリでのみ使用可能になります。ご対応いただけなかった場合、データが失われる可能性があります。Google は、2024年12月8日以降に初めてログインしたデバイスに、最大 90 日間のタイムライン データの移行を試みます。それより古いデータは削除されます。アカウントのタイムラインはオンのままとなり、デバイスでは新たに訪れた場所の履歴が引き続き保存されます。3 か月以上経過した訪問履歴と経路は自動的に削除されます。
Source:Google
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