この記事のポイント
- Google、Android 14 におけるスタイラス操作統合を発表
- OS ベースでスタイラス操作が統合され、シームレスな手書きや操作が可能に
- 例えばロック画面から素早く「Google Keep」アプリを起動して手書きメモを残すなど
Google は 2024 年 5 月 28 日(火)、先日開催開発者向けイベント「Google I/O 2024」の発表の一部として、Android 14 におけるスタイラス操作統合を発表しました。
「Pixel Tablet」などの大画面デバイスや一部の Android では、当初 Chromebook 用に開発されたスタイラスペン対応規格「USI2.0」をサポートしていて、筆圧検知も含めたスタイラスペン入力や操作をハードウェアベースで行うことができます。さらに Android 14 では OS ベースでスタイラス操作が統合され、シームレスな手書きや操作を行うことができるようになります。
具体的には、現時点ではまだ仮実装されているロック画面から手書きツールにアクセスする手書きショートカットで、Android 設定の[アプリ]→[デフォルトのアプリ]内に新しい[デフォルトのノートアプリ(Default notes app)]からデフォルトアプリを指定しておくことで、ロック画面から素早く手書きツールを起動できるようになります。例えば「デフォルトのノートアプリ」に「Google Keep」を設定しておくことで、ロック画面から素早く「Google Keep」アプリを起動して手書きメモを残せるようになるわけです。
今回発表された Android 14 におけるスタイラス操作統合がいつ提供されるのかは不明ですが、そもそも Android 14 なので、2024 年 6 月から 8 月くらいまでの間に Google Pixel 新機能「Feature Drop」として提供されると予想されます。ちなみに Android 14 では、スタイラス入力の強化と向上も同時に行われます。
Source:Google
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