Android「Google Play」本人確認仕様厳格化へ

Google は 2024 年 4 月 15 日（月）、Android コンテンツストア「Google Play ストア」における有料コンテンツ購入時の本人確認仕様変更を知らせる DM「Google Play での購入確認の設定」を、Android ユーザーに対して送信しました。

DM「Google Play での購入確認の設定」の内容は、「Google Play ストア」にて有料コンテンツを購入する際の購入確認 / 本人確認時に「生体認証（指紋認証 / 顔認証）」対応 Android デバイスで「生体認証（生体認証システム）」を設定している場合、設定確認と購入確認時の本人確認に必ず「生体認証」を用いるよう今後数週間以内に仕様を変更する、というもの。現状、「生体認証」を設定していても Google アカウントのパスワード入力で本人確認が可能ですが、今後は Google アカウントのパスワード入力が不可となり、必ず「生体認証」にて本人確認を行う仕様となります。この仕様変更は、第三者によるパスワードを用いた不正購入を防ぐための施策です。

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昨今 Google は Android 版「Google ウォレット」アプリでも NFC タッチ決済時に本人確認認証を求めるよう厳格化していますが、同じような仕様が Android 版「Google Play ストア」アプリにも導入されるということ。おそらく今後、Android プラットフォーム全体を通して本人確認認証が順次厳格化されていくと予想されます。

Android「Google ウォレット（NFC）」本人確認認証厳格化

Google、Android 版「Google ウォレット」アプリの NFC タッチ決済における本人…

https://jetstream.blog/archives/184365

Google Play では、生体認証機能を備えたモバイル デバイスでの購入確認方法として生体認証（指紋認証または顔認証）を設定できます。生体認証を設定すると、Google Play を通じた購入のたびに生体認証による本人確認が必要になります。
生体認証を選択した場合の設定の確認方法を、今後数週間以内に変更する予定です。この設定をモバイル デバイスで確認する場合は、Google アカウントのパスワードではなく、指紋認証または顔認証を使用していただく必要があります。
アカウント保護のため、購入確認を有効にしてすべての購入で購入確認が行われるようにしてください。パスワードを他の人と共有しないようにしてください。購入確認に生体認証を使用する場合、お子様や他の人の生体認証情報をデバイスに保存していると、購入確認の際にそれらの情報が使用される恐れがあります。生体認証情報の保存には細心の注意を払ってください。購入確認について詳しくは、こちらをご覧ください。

Google Play での購入確認の設定