この記事のポイント
- Android 版「Google ウォレット」アプリ(v24.10)がアプリショートカットに対応
- 「Google ウォレット」に登録しているクレジットカードのカード情報をダイレクトに表示可能
- FeliCa 依存タッチ決済が主流の日本ではあまり意味のない機能
2024 年 3 月下旬に提供開始されつつも 2024 年 4 月上旬に非表示となっていた、Google モバイル決済サービス「Google ウォレット」の Android 版アプリにおけるアプリショートカットが、2024 年 4 月 11 日(木)前後に復活しました。
Android のアプリショートカットは、アプリドロワーやホーム画面に配置したアプリアイコンを長押しすることで、対応するショートカット機能をダイレクトに利用したり起動できる機能です。Android 版「Google ウォレット」アプリのアプリショートカットでは、「Google ウォレット」に登録しているクレジットカードのカード情報をダイレクトに表示可能。
ただ FeliCa 依存タッチ決済が主流の日本ではタッチ決済時に「Google ウォレット」に登録しているクレジットカードを指定する必要がなく、各 FeliCa 決済で利用するクレジットカードを事前設定する仕様なので、今回対応したアプリショートカットはそこまで意味がありません。とはいえ、「Visa のタッチ決済」「Mastercard コンタクトレス」対応クレジットカードを複数登録していて NFC タッチ決済にて使い分けている場合は、アプリショートカットの恩恵を感じられるはずです。
このほか、最近では Android 版「Google ウォレット」アプリの NFC タッチ決済における本人確認認証が厳格化されたため、アプリショートカットを活用することで多少は手間も省けるかもしれません。そうはいっても、タッチ決済時に本人確認認証を求められてしまうわけですが。
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