この記事のポイント
- Google、「Google 検索」におけるスパムコンテンツ / 低品質コンテンツ等への対処と実行を発表
- 検索ハックや詐欺行為を目的としたスパムコンテンツはもちろん低品質コンテンツに対しても検索から除外する検索ランキングシステムを導入
- これらの情報を珍しく一般向けに公開
Google は 2024 年 3 月 5 日(火)、「Google 検索」におけるスパムコンテンツ / 低品質コンテンツ等への対処とその実行を、同日展開を開始した「コアアップデート(コアアルゴリズムアップデート)」と共に発表しました。
今回の Google の発表は、要は「Google 検索」の品質向上とその対策のアピールです。昨今「Google 検索」だけに限らず様々な検索エンジンにおいて、詐欺行為を目的としたスパムコンテンツや、単に検索上位表示を目論んだ低品質なコンテンツの量産など、検索エンジンハックを目的とした行為が横行しています。特に生成 AI が対等し始めた 2023 年以降、この行為に拍車がかかっている印象です。
Google では以前より、というかむしろ Google 登場以来、「Google が掲げる 10 の事実」をスローガンとして「Google 検索」を中心としたのサービス品質向上が行われています。つまり、今回の発表を受けてスパムコンテンツ / 低品質コンテンツ等への対処が行われたのではなく、常日頃からすでに実行されていることです。
しかし今回、Google は珍しく「Google 検索」におけるスパムコンテンツ / 低品質コンテンツ等への対処とその実行を一般向けに公開しました。
これまで Google は今回のような情報を開発者や(私のような)コンテンツクリエイター向けに発表することはあったのですが、公式ブログサイト「The Keyword」で発表するというのは珍しいことです。2024 年 3 月の「コアアップデート」は、それだけ大きな変動か変革を伴うものとなるということなのでしょう。
気を引き締めなければ。
Source:Google
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