この記事のポイント
- Google、来年 2026 年で提供開始 10 周年を迎える「Google アシスタント(Google Assistant)」の、「Gemini」へのアップグレード移行を発表
- Android デバイスだけでなく、「Android Auto」や Wear OS スマートウォッチなど、Android デバイスと接続する Android 関連デバイスすべてが対象
- 「Google アシスタント」は「Gemini」へと完全移行
2016 年 5 月開催開発者向けイベント「Google I/O 2016」にて発表され、そして Google スマートスピーカー「Google Home」や初代 Google Pixel デバイス「Pixel」「Pixel XL」に初搭載された、Google 音声アシスタント「Google アシスタント(Google Assistant)」。
その「Google アシスタント」提供開始から今年 2025 年で 9 周年、来年 2026 年には 10 周年を迎えます。
そんな中 Google は 2025 年 3 月 14 日(金)、モバイルプラットフォームにおける AI アシスタントを、「Google アシスタント」から 2024 年 2 月提供 Google AI「Gemini」へとアップグレード移行すると発表しました。この「Google アシスタント」の「Gemini」へのアップグレード移行は Android デバイスだけでなく、「Android Auto」や Wear OS スマートウォッチなど、Android デバイスと接続する Android 関連デバイスすべてが対象です。
現在すでに、「Gemini」最小要件となる Android 10 以降と 2GB RAM 以上を搭載する Android デバイスにおける AI アシスタントは、40 を超える言語と 200 を超える国において「Google アシスタント」から「Gemini」へと移行されています。が、今のところ任意で「Google アシスタント」に戻すことも可能です。
しかし今後、「Google アシスタント」は「Gemini」へと完全移行され、(おそらく)「Google アシスタント」に戻すことはできなくなります。ただし、「Gemini」最小要件を満たさない Android 関連デバイスに限っては、今のところは「Google アシスタント」が継続提供される予定です。
「Google アシスタント」の「Gemini」完全移行については、2025 年 5 月 21 日(火)~ 2025 年 5 月 22 日(水)の 2 日間開催される開発者向けイベント 2025 年版「Google I/O 2025」にて改めて詳細が発表されると予想されます。ありがとう、「Google アシスタント」。
Source:Google
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