この記事のポイント
- 「e-Tax」、2024 年 10 月 25 日(金)の予告通り「スマホ用電子証明書(スマホ用電子証明書搭載サービス)」対応
- 「マイナンバーカード」を読み取らなくても「スマホ用電子証明書搭載サービス」を活用して確定申告書の作成や送信など可能に
- 「スマホ用電子証明書搭載サービス」は、2025 年 1 月以降に新世代 Google Pixel デバイス「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」「Pixel 9 Pro Fold」や「motorola razr 50」「motorola razr 50 ultra」など、2025 年春に iOS デバイスも対応予定
日本政府機関「国税庁」は 2025 年 1 月 6 日(月)、国税電子申告・納税システム「e-Tax」における「スマホ用電子証明書(スマホ用電子証明書搭載サービス)」対応を、2024 年 10 月 25 日(金)の予告通り開始しました。
「スマホ用電子証明書搭載サービス」は、対応するスマートフォンに「マイナンバーカード」情報を登録することで、「マイナポータル」サービスや対応するコンビニ(ファミリーマート / ローソン / セブン-イレブン)に設置されているマルチコピー機にて「住民票」を発行できる「証明書コンビニ交付サービス」などを、「マイナンバーカード」不要でスマートフォンのみで完結できるようになる便利なデジタルサービスです。2023 年 5 月より Android デバイス向けに提供が開始され、現在では対応デバイスも日々拡大されています。
そして「e-Tax」が「スマホ用電子証明書搭載サービス」に対応したことで、「マイナンバーカード」を読み取らなくても「スマホ用電子証明書搭載サービス」を活用して確定申告書の作成や送信などができるようになりました。生体認証にも対応するため、パスワードの入力なども不要です。
ただし、数字 4 桁の「マイナンバーカード用利用者証明用電子証明書パスワード」の入力は必須となります。ご注意ください。
このほか、「スマホ用電子証明書搭載サービス」は現在一部の Android デバイスが対応していますが、2025 年 1 月以降に新世代 Google Pixel デバイス「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」「Pixel 9 Pro Fold」や「motorola razr 50」「motorola razr 50 ultra」など、2025 年春に iOS デバイスも「スマホ用電子証明書搭載サービス」対応予定となっています。
スマホ用電子証明書に対応しました。
令和7年1月6日(月)から、e-Taxでは「スマホ用電子証明書」の利用が可能になりました。
「スマホ用電子証明書」を利用することで、マイナンバーカードをスマホで読み取らなくても、申告書の作成・e-Tax送信ができるようになりました。
また、利用者証明用電子証明書に設定したパスワード(4桁の数字)の代わりに、生体認証なども利用できます。(機種によって異なります。)
スマホ用電子証明書の詳細については、デジタル庁HPの「 スマホ用電子証明書搭載サービス 」をご確認ください。スマホ用電子証明書に対応しました。| 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
- 「スマホ用電子証明書」を利用するためには、マイナポータルアプリから利用申請及び登録が必要です。
- 「スマホ用電子証明書」は、Android™ でのみ利用可能です。
- iOSについては、デジタル庁が令和7年春にスマホ用電子証明書搭載サービスをリリースできるよう、取り組みを進めています。
Source:国税庁
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