この記事のポイント
- note 株式会社、公開しているコンテンツが「ChatGPT」や「Gemini」などの生成 AI の学習データとして利用された際に対価を得られる新しい収益化プログラム「AI 学習対価還元プログラム」を、2025 年 8 月 1 日(金)より開始すると発表
- クリエイターが「note」で公開しているテキストコンテンツが生成 AI の学習データとして利用された際に対価が発生し、銀行振込や「Amazon ギフトカード」として支払われる新しい収益化プログラム
- 実際に支払われる還元額は note 株式会社側でもまだ決まっていない模様
メディアプラットフォーム「note」を運営する note 株式会社は 2025 年 6 月 17 日(火)、公開しているコンテンツが「ChatGPT」や「Gemini」などの生成 AI の学習データとして利用された際に対価を得られる新しい収益化プログラム「AI 学習対価還元プログラム」を、2025 年 8 月 1 日(金)より開始すると発表しました。
「AI 学習対価還元プログラム」は、クリエイターが「note」で公開しているテキストコンテンツが生成 AI の学習データとして利用された際に対価が発生し、銀行振込や「Amazon ギフトカード」として支払われる新しい収益化プログラムです。クリエイターは公開しているコンテンツを生成 AI に渡すかどうかも設定可能で、2025 年 6 月末には、記事単位で生成 AI に渡すかどうかを設定できるようになります。
「AI 学習対価還元プログラム」が開始されると、デフォルトで生成 AI の学習データとして提供する “AI 学習対価還元プログラムに参加する” となる模様です。拒否したい場合は、設定から “AI 学習対価還元プログラムに参加する” を OFF にします。
「note」では現在、収益化プログラムとして有料コンテンツ販売や定期購読マガジン / メンバーシップなどがありますが、「AI 学習対価還元プログラム」はそういったことをせず、単に有益な情報を公開することで収益を得られるようになる新しい収益化プログラムです。とはいえ、実際に支払われる還元額は note 株式会社側でもまだ決まっていない模様なので、現段階での過度な期待は禁物です。
Source:note
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