この記事のポイント
- Google、Android / iOS 版「Gmeil」アプリにおける Google AI「Gemini」統合機能「Gemini in Gmail」の新機能として、長文メール要約カードを導入すると発表
- 長いメールスレッドや複数返信があるメール、長文メールに対して、その受信メール上部に自動で要約を表示する長文メール要約カードが導入
- 長文メール要約カードは返信メール受信ごとに更新されるため、常に最新の要約が表示
ポッドキャスト(音声解説)
Google は 2025 年 5 月 29 日(木)、グループウェア「Google Workspace」のメールサービス「Gmeil(Android / iOS)」における Google AI「Gemini」統合機能「Gemini in Gmail」の新機能として、長文メール要約カードを導入すると発表しました。
Android / iOS 版「Gmail」アプリの「Gemini in Gmail」では、受信メールに対して[◆(Gemini)]ボタンから[このメールを要約]などとプロンプトを入力することで、そのメールの要約が表示されるようになっています。しかし今後、長いメールスレッドや複数返信があるメール、長文メールに対して、その受信メール上部に自動で要約を表示する長文メール要約カードが導入されます。
この長文メール要約カードが導入されることで、ユーザーはその長文メールを素早く把握し返信を行ったりが可能になります。ちなみに長文メール要約カードは返信メール受信ごとに更新されるため、常に最新の要約が表示されます。
とはいえ「Gemini in Gmail」の長文メール要約カードは、現時点では英語メールのみの対応です。そのうち日本語を含めたほかの言語にも展開拡大されると予想されます。

ただし「Gemini in Gmail」は、ビジネス向け生成 AI ツール「Gemini for Google Workspace」の「Gemini Business」「Gemini Enterprise」「Gemini Education」「Gemini Education Premium」アドオン利用アカウントと、「Google One」の Google AI プラン「Google AI Pro」「Google AI Ultra」メンバーシップ向けのプレミアム機能です。一般の Google ユーザー向けには提供されていません。
「Gmail」アプリリンク


Source:Google
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