この記事のポイント
- Google、「Google I/O 2025」に先駆けた特別版「The Android Show: I/O Edition」の中で、Wear OS 向けのデザインシステム最新アップデート「Material 3 Expressive」を正式発表
- 「Material 3 Expressive」は、Android の UI デザインフレームワーク「Material You」のバージョン「Material 3」をベースとする、Android デザインシステム
- Wear OS 向け「Material 3 Expressive」では、「Google Pixel Watch」シリーズで採用されている円形ディスプレイに特化
Google は 2025 年 5 月 13 日(火)、通常は開発者向けに配信している Android プラットフォーム関連の最新情報オンラインイベント「The Android Show(#TheAndroidShow)」の、「Google I/O 2025」に先駆けた特別版「The Android Show: I/O Edition」を公開しました。
そしてその特別版「The Android Show: I/O Edition」の中で、Wear OS 向けのデザインシステム最新アップデート「Material 3 Expressive」が正式発表されました。
「Material 3 Expressive」

マテリアルデザイン最新アップデート「Material 3 Expressive」は、Android の UI デザインフレームワーク「Material You」のバージョン「Material 3」をベースとする、Android デザインシステムです。
その Wear OS 向け「Material 3 Expressive」では、「Google Pixel Watch」シリーズで採用されている円形ディスプレイに特化し、ディスプレイの曲面に沿ってスクロールする流れるようなアニメーションが採用されるなど、奥行き感と機能性を実現。また、ピンパッドやモーションとレスポンシブフィードバックによるメディア操作など、操作性も刷新されます。
さらに、小さな画面サイズに合わせて形状が変化する要素も導入。よりスムーズな効果を実現します。

Wear OS 向け「Material 3 Expressive」では、「ダイナミックカラー」も導入。システム全体のカラーリングが、「ウォッチフェイス」に合わせた配色となります。

Wear OS 向け「Material 3 Expressive」には、ディスプレイに沿うように伸び、省スペースでも簡単にタップできるボタンシステムも導入。「タイル」もより使いやすく、お気に入りの連絡先にメッセージを送信したり、ワークアウトを開始したりするなど、最も重要な情報やアクションに素早くアクセスできるようになっています。

このほか、Wear OS 新世代バージョン「Wear OS 6」にて、パフォーマンスの向上とバッテリー最適化が行われ、バッテリー寿命が最大 10% 向上。「Material 3 Expressive」および「Wear OS 6」は、2025 年後半に「Google Pixel Watch」シリーズに先行導入される予定です。
Source:Google
コメントを残す