この記事のポイント
- Google Pixel デバイスにおける AI アシスタントが、「Gemini」への強制切り替えを開始
- Google Pixel デバイスの AI アシスタントを「Google アシスタント」に切り替えても、「Gemini」アプリを起動するとその時点で AI アシスタントが強制的に「Gemini」へと切り替わる
- Android 版「Google」アプリの設定メニューから、「Google アシスタント」と「Gemini」の設定項目もなくなる
Google Pixel デバイスにおける AI アシスタントが、「Gemini」への強制切り替えを開始しました。
Android デバイスにおける AI アシスタントは現状、「Gemini」か「Google アシスタント」かを選択する仕様となっています。とはいえ、現在は「Gemini」がメイン AI アシスタントとして開発も進められていて、「Google アシスタント」から「Gemini」への完全移行予定も発表済み。
そんな中、Google Pixel デバイスにおいて「Gemini」への強制切り替えが開始されました。とはいっても、まだ若干中途半端です。
その内容は、Google Pixel デバイスの AI アシスタントを「Google アシスタント」に切り替えても、「Gemini」アプリを起動するとその時点で AI アシスタントが強制的に「Gemini」へと切り替わるというもの。ただし「Google アシスタント」アプリを起動したり電源ボタン長押しで AI アシスタントを起動した場合は、「Google アシスタント」が起動します。
あくまでも、AI アシスタントを「Google アシスタント」に切り替えている状態で「Gemini」アプリを起動すると、選択画面表示もなしに AI アシスタント設定が強制的に「Gemini」へと切り替わるという仕様です。



一方 Google Pixel デバイス以外の Android デバイスでは、AI アシスタントを「Google アシスタント」に切り替えた状態で「Gemini」アプリを起動しても、AI アシスタントを「Gemini」に切り替えるかどうかの選択画面が表示されます。以下は、「motorola razr 50 ultra」の画面です。
とはいえ、こちらもそのうち Google Pixel デバイスと同様に「Gemini」への強制切り替えが開始されるはずです。


ちなみに、Android 版「Google」アプリの設定メニューから、「Google アシスタント」と「Gemini」の設定項目もなくなっています。こちらは、Google Pixel デバイス以外の Android デバイスも同様の UI 刷新です。


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