この記事のポイント
- Google、ユーザー固有の情報を保存しておくことができる「Gemini Advanced」メンバーシップ向けの「保存された情報」機能における対応言語拡大と、一般「Gemini」ユーザーへの無料開放を発表
- ユーザーの趣味 / 生活習慣 / スキル / 経験などを「Gemini」に登録しておくことができる機能
- 日本語を含む 40 言語以上に対応 & 一般の「Gemini」ユーザーへも無料開放
Google は 2025 年 3 月 13 日(木)、昨年 2024 年 11 月に Google AI「Gemini」プレミアムサービス「Gemini Advanced」メンバーシップ向け新機能として提供した、ユーザー固有の情報を保存しておくことができる「保存された情報」機能の対応言語拡大と、一般「Gemini」ユーザーへの無料開放を発表しました。
「Gemini Advanced」メンバーシップ向けとして提供されていた「保存された情報」は、ユーザーの趣味 / 生活習慣 / スキル / 経験などを「Gemini」に登録しておくことができる機能です。たとえば、[ベジタリアン][イタリア語勉強中][PHP しかわからない][回答は箇条書きを好む][節約派]などと登録しておくことで、その「保存された情報」踏まえた「Gemini」からの回答を得ることができるようになります。
「保存された情報」は「Gemini」の設定から「保存された情報」自体の ON / OFF が可能で、情報の追加 / 削除も気軽に行うことができます。がしかし、提供開始当初は「Gemini Advanced」メンバーシップ向け機能となるほか英語表示のみの対応となっていて、日本でも利用はできるものの、あくまでも「保存された情報」設定全体の表示は英語のみとなっていました。
その後 2025 年 3 月上旬に「Gemini Advanced」の「保存された情報」は一応日本語表示に対応。とはいえまだ中途半端な日本語表示対応でした。

そして 2025 年 3 月 13 日(木)、「Gemini Advanced」メンバーシップ向けとして提供されていた「保存された情報」の対応言語が拡大され、日本語を含む 40 言語以上に対応しました。さらに、一般の「Gemini」ユーザーへも無料開放されています。
興味や好みに関する情報を Gemini に記憶させる: 対象ユーザーと言語を拡大
Gemini アプリの機能アップデート
- 更新内容: 自分の興味や好みに関する情報を Gemini に記憶させることで、よりニーズに合った回答を得る機能を、Gemini ユーザー向けに 40 を超える言語でリリースを開始しています。これまでは、この機能は Google One AI プレミアム プランの定期購入を通じて Gemini Advanced を利用しているユーザーを対象に、英語でのみ提供されていました。自分で管理: 共有された情報を簡単に確認、編集、削除できます。現時点では、Google Workspace または Education のユーザーの方にはまだこの機能をご利用いただけません。
- 理由: さらに多くのユーザーが Gemini をカスタマイズすることで、ニーズに合わせてタスクをより効率的に行えるようになりました。
Source:Gemini
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