この記事のポイント
- Google、「2.0 Flash Thinking Experimental(Gemini 2.0 Flash Thinking Experimental)」における連携アプリの拡大を発表
- 前提として、「2.0 Flash Thinking Experimental with apps」は「2.0 Flash Thinking Experimental」のアップグレードと共に統合
- これまでの「YouTube」「Google 検索」「Google マップ」に加え、新たに「Google カレンダー」「Google Keep」「Google ToDo リスト」「Google フォト」が連携アプリに追加
Google は 2025 年 3 月 13 日(木)、Google AI「Gemini」の実験的 AI モデル「2.0 Flash Thinking Experimental(Gemini 2.0 Flash Thinking Experimental)」における、連携アプリの拡大を発表しました。
ちなみに前提として、これまで「2.0 Flash Thinking Experimental」と、その派生モデルにして各 Google サービスと連携する「2.0 Flash Thinking Experimental with apps」として提供されてきた「Gemini」の AI モデルですが、「2.0 Flash Thinking Experimental」のアップグレードと共に統合されています。
「2.0 Flash Thinking Experimental」の連携アプリ拡大では、これまでの「YouTube」「Google 検索」「Google マップ」に加え、新たに「Google カレンダー」「Google Keep」「Google ToDo リスト」「Google フォト」が連携アプリに追加されました。ただし今のところ、英語環境のみの追加です。
このほか、「拡張機能(Gemini 拡張機能)」改め「アプリ」の新ラインアップとして、今後数週間以内に「Google フォト」が追加されます。
2.0 Flash Thinking Experimental 搭載の Gemini により、より多くのアプリと連携して複雑なタスクをさらに効率的に実行
Gemini アプリの機能アップデート
- 更新内容: Gemini の 2.0 Flash Thinking は、複数のアプリを必要とするタスクについて、タスクを細分化し、複数のアプリにまたがって推論、計画、作業を行いながら、思考の過程を表示することでパフォーマンスを向上させます。Flash Thinking は、カレンダー、メモ、ToDo リスト、Google フォト、YouTube、Google マップといった、より多くのアプリと連携できるようになりました。特定の料理を初めて作るための YouTube チュートリアルの検索、材料のショッピング リストへの保存、一箇所で材料が揃う食料品店の検索といった作業を 1 つのプロンプトで Gemini に依頼できます。現時点では、Enterprise と Education のユーザーにはまだこの機能をご利用いただけませんが、今後リリースされる予定です。
- 理由: タスクを行うためにアプリ間を移動するのは面倒で時間もかかります。Google は、ユーザーがスマートフォンやパソコンでより生産的に、かつ短時間で複数手順のタスクを完了できるようにしたいと考えています。
Source:Google
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